新提案! デルタ電子が見据えるこれからの太陽光
2018/02/15
トレンド1
1500V対応
世界では、発電所の直流高電圧化が主流となりつつある。1つのPCSに接続するパネル直列枚数を増やし、より高効率のPCSを採用することで発電量を向上させ、しかも施工コストや部材コストを低減できるからだ。
【デルタ製ソリューションでは】
● 変換効率99%
● 78kgという驚きの軽さ
● 電解コンデンサフリー
M125HV
最大99%の変換効率を誇る114kWのPCS。通信インターフェースを介して最大20ストリングまでリアルタイム電流値を正確に記録することができるストリング監視機能を備える。電解コンデンサフリー設計とIP65保護レベルに基づき、インバータの寿命と長期信頼性の向上を実現した。
トレンド2
FITから地産地消へ
住宅用の自家消費:太陽光発電の売電から自家消費へ。来たるべき新時代に向けて、小型かつ大容量なハイブリッド型家庭用蓄電システムを開発した。
【デルタ製ソリューションでは】
● 高効率に蓄電
● 軽量・コンパクトで高い施工性
● 停電時もIH調理器、エコ給湯器が使用可能
SAVOR-H
産業用の自家消費:売電が主流の産業用太陽光発電だが、工場などの電気代や二酸化炭素排出量を削減する方法として電気の地産地消が求められている。
【デルタ製ソリューションでは】
● 低圧システムや事業所内に最適
● 入力電圧範囲が広く、垂直/水平設置可能
● 1秒以内に出力制御対応可※
三相202V(S相接地)連系対応で、低圧システムや事業所内発電システムに最適な16.5kW三相連系のPCS。6並列入力で高積載率システム構築に対応し、200~750Vという広い入力電圧範囲で柔軟性も高い。垂直/水平設置が可能。
※電力会社との個別協議による
トレンド3
分散型システムの効率化
小型のPCSを複数台設置することで、万が一の機器異常による発電ロスを低減することができる分散型システム。その監視システム構築コストを低減できるソリューションが開発された。
【デルタ製ソリューションでは】
● 部材コスト減
● 施工コスト減
● 落雷被害減
PCS同士やPCSと通信子機、通信子機と通信主機をつなぐケーブルをすべて無線化。有線が不要となることで部材コストを、有線をつなぐ工程をなくすことで施工コストを削減。落雷による機器への影響も抑えることが可能となる。
文/大根田康介
SOLAR JOURNAL vol.24より転載