編集部からのお知らせ

【最新】前年比87%に減少!? 太陽電池出荷統計をJPEAが公表

太陽光発電協会(JPEA)が、2017年度第3四半期の太陽電池出荷統計を公表。これまでと比較して、業界の市場動向はどのように変化しているのか? 最新の結果に注目だ。

JPEAが太陽電池出荷統計の
最新版を公表

一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)が集計する、太陽電池の出荷統計。その最新版として、2017年度第3四半期にあたる、2017年10月~12月の結果が公表された。

今回の調査によると、2017年度第3四半期における太陽電池モジュールの総出荷量は1,499MWで、第2四半期を若干上回るものの、前年同期比で見ると87%に減少している。

セルの総出荷量は393MW(前年同期比70%)、モジュールの国内出荷量は1,327MW(同82%)と、いずれも前年同期を下回ったが、海外への出荷は171MW(同179%)で第2四半期、前年同期よりも増加する結果となった。

国内外企業の
出荷・生産対比は?

モジュール総出荷量のうち、日本企業は900MW(同98%)でほぼ前年同期並みになったが、外国企業は599MW(前年同期比75%)と前年同期を下回っている。

「日本企業:外国企業」の出荷比は「60:40」、「国内生産:海外生産」の比は「34:66」で、第2四半期及び前年同期並みだった。

また、用途別で見ると住宅用途は309MW(前年同期比102%)だったが、全体の8割を占める非住宅が1,018MW(前年同期比77%)と前年同期を大幅に下回った。非住宅用途の内訳は一般事業用途399MW(前年同期比85%)、発電事業用途619MW(同73%)という結果となった。

FIT価格低下の影響を受け、市場が大きく変わり始めている太陽電池。今後の動向にも注意が必要だ。

問い合わせ

一般社団法人太陽光発電協会 統計委員会

〒105-0004 東京都港区新橋2-12-17 新橋I-Nビル8階
TEL:03-6268-8544

関連記事

公正取引委員会

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【インター・ドメイン】太陽光発電一体型計測ステーション、計画段階から運転開始後までデータ収集...
  2. 安全・安心でダウンタイムのない発電所のために。気象情報と稼働状況をAIが予測し一次対応を軽減...
  3. 東京都の「優れた機能性を有するシステム」に認定! AIKOのABCモジュール
  4. Sigenergyのハイブリッドパワコンを活用した、高過積載と蓄電池システムの新スキーム...
  5. 「ANDPAD受発注」の導入で業務を効率化!施工品質のさらなる向上を目指す
  6. 系統用蓄電池の導入拡大が進む システム価格は前年比 約2割減
  7. 長期安定適格太陽光事業者制度始まる。複数の遠隔監視システムを使う発電所の「バルク管理」の課題をどう解決するか...
  8. 北海道釧路市「ノーモア メガソーラー宣言」 10kW以上の事業用太陽光発電を許可制へ...
  9. 【参加受付中!】2025年9月12日(金)「第35回PVビジネスセミナー」
  10. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.54 | ¥0
2025/8/1発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ