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今夏、新「エネルギー基本計画」閣議決定。ポイントは?

経済産業省は、昨年より有識者会議を設けて、「エネルギー基本計画」見直しに関する議論を重ねてきた。その内容を取りまとめ、現在、新しい計画策定に向けた調整を進めている。この先、再生可能エネルギーは、どんな役割を担っていくことになるのか? 見えてきたポイントを探っていく。

新しいエネルギー基本計画
今年の夏頃に閣議決定へ

エネルギー基本計画は、ほぼ3年ごとに見直しが行われている。

現在の基本計画は2014年4月に閣議決定されたもので、東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故といったエネルギーを巡る大きな環境変化を踏まえて策定された。

新しいエネルギー基本計画は、順当に進めば今年の夏頃に閣議決定される。この新基本計画においても、「福島第一原発事故が原点であるという姿勢は一貫して変わらない」。

その上で、「パリ協定発効に見られる脱炭素化への世界的なモメンタム」を踏まえ、「エネルギー技術先進国である我が国は、脱炭素化エネルギーの開発に主導的な役割を果たしていかなければならない」との考えを示すことになるようだ。

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