編集部からのお知らせ

『007』最新作に登場予定の車はコレだ! 高性能EV「ラピードE」の魅力とは?

高級スポーツカーメーカーとして知られるアストンマーティンは、初の電気モデル(EV)となる「ラピードE」の生産バージョンを世界初公開した。この「ラピードE」は、人気映画シリーズ『007』の次回作で、主人公が乗るボンドカーになる予定だ。その魅力に迫る!

長い歴史と最新技術が
ミックスした老舗メーカー!

アストンマーティンは、100年以上の長い歴史を誇るイギリスの高級スポーツカーメーカーだ。レースでも活躍し、ル・マン24時間レースでも華々しい活躍を演じてきた。

また、ジェームズ・ボンドが主役を務めるアクション映画、『007』シリーズでは「DB5」を筆頭に、多くのアストンマーティンが「ボンドカー」として登場している。そして2020年春に公開予定の『007』次回作でボンドカーに選ばれたのは、アストンマーティン初のEV(電気自動車)スポーツクーペとなる「ラピードE」だ。

選ばれた理由として、監督を務める日系アメリカ人のキャリー・フクナガ氏が、環境保全/環境保護活動に力を入れていることが挙げられる。2020年には地球にやさしい、CO2排出ゼロのEVボンドカーが誕生する。ステアリングを握るのはボンド役のダニエル・クレイグ氏だ。ボンドカーには秘密兵器や驚きの仕掛けが施されるだろう。



155台だけが限定生産される「ラピードE」のスペシャルエディションは、リアに2基の電気モーターを搭載し、800Vのエレクトリカルシステムで駆動する。5,600以上のリチウムイオンバッテリー(18650形式の円筒形セル)を搭載し、バッテリー容量は65kWhだ。モーターの最高出力は610ps以上、最大トルクは950Nmで、驚異的な加速を見せるという。

スポーティで上質な雰囲気のインテリア。高性能EVなので250km/hに達すると電子リミッターが作動する。

10インチのデジタルディスプレイを配し、充電状態やエネルギー消費量なども瞬時に分かるようになっている。

新しい燃費基準のWLTPモードで約322km走行できる。急速充電器なら1時間あたり約500kmのレートで充電可。


取材・文/片岡英明
写真/アストンマーティンジャパン

SOLAR JOURNAL vol.29(2019年春号)より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 地域の合意形成を伴走支援 再エネ導入の新たなモデルに ~ 宮城県 再生可能エネルギー地域共生促進税条例を施行 ~...
  2. 【申込受付中!】12/10東京開催!「系統用蓄電池ビジネス」セミナー 蓄電所市場で勝ち抜くヒント...
  3. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  4. 【参加受付中!】2025年1月29日(水)「第32回PVビジネスセミナー」
  5. ハンファジャパンが新製品「Re.RISE-G3」を発売!トークショーにヒロミさんが登壇し一日アンバサダーに就任...
  6. 【産総研】世界初となるペロブスカイト太陽電池自動作製システムを開発‼ 開発スピードを飛躍的に向上できる...
  7. 瓦屋根を再現したJackery社の太陽光パネルが2024年度グッドデザイン賞を受賞...
  8. 専門家に聞いた! 日本に「垂直ソーラー」が必要な理由とは?
  9. 第7次エネルギー基本計画、年内に骨子案を固める 脱炭素電源の構成比率が焦点に...
  10. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.51 | ¥0
2024/10/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ