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2020年の蓄電池市場規模は現在の20倍以上!? 

蓄電池容量2倍でさらなる安心

リチウムイオン蓄電池本体は従来機の2倍の容量となる9.6kWhとなった。これにより停電時の安心感を高めるとともに、平常時に発電した電気を自家消費に最大限有効活用できる。

前述の棱野勝・副事業部長は「1ヶ月の電気料金が9000円前後のお客様なら、昼間に発電した電気を蓄電して、夜や早朝などに電気を消費するライフスタイルを実現できる。電気料金の高騰に左右されにくいほぼ自給自足生活となる」と強調する。

施工面では、本体が2つのユニットに分かれており、簡易基礎による設置が可能だ。施工期間を大幅に短縮でき、施工費用を低減できるという。

また、この蓄電池システムはネットワーク上で情報を管理するクラウドサーバーと連携できることも大きな強みだ。同社製のクラウドHEMS(家庭内のエネルギー管理システム)とセットで使用すると、停電の不安が大きい大雨や暴風、高潮などの「気象警報」の発令をキャッチし、自動的にリチウムイオン蓄電池の充電を開始し、満充電となればその状態を維持する。そして、停電になれば自動的に電気を家庭内へ供給する。さらに電気料金プランの多様化や季節・時間帯によって変化する居住者の電気使用状況に合わせて、きめ細やかなエネルギー管理を行える。

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