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【実証実験】横浜市が次世代型太陽電池の実証実験を開始‼

2050年の「Zero Carbon Yokohama」を掲げている横浜市が既存の窓に取付可能な次世代型太陽電池の実証実験」をスタートさせた。概要を紹介する。

実証実験の第2段が始まる

2030年の温室効果ガス排出 50%削減、2050年の「Zero Carbon Yokohama」の実現を掲げている横浜市。目標達成に向けて注目されているのがペロブスカイト太陽電池や建材一体型太陽光発電設備などの次世代型太陽電池だ。
2024年6月から横浜市は、太陽光発電の適地が限られる都市部におけるさらなる再生可能エネルギー普及拡大を目指し、公共施設を活用した次世代型太陽電池実証実験の提案を募集。3事業者、4提案を選定した。

2024年9月30日には第1弾となるペロブスカイト太陽電池の実証実験を横浜市庁舎アトリウムにて開始。12月4日からは第2弾となる「既存の窓に取付可能な次世代型太陽電池の実証実験」をスタートさせた。場所は横浜市庁舎アトリウム。使用している太陽電池は、工事をせずに既存の窓や建築物本体の窓面(垂直面)に設置でき、既存建築物への再エネ導入促進が期待されている。


■実証実験の目的
・公共施設を積極的に活用し、発電性能等の検証を行うことで、社会実装に向けた技術開発を後押し
・横浜発の新技術であるペロブスカイト太陽電池をはじめとした次世代型太陽電池の普及啓発

■実証実験の解説
(1)場所:横浜市庁舎アトリウム 2階南側
(2)事業者:AGC株式会社
(3)期間:令和6年12月4日(水)から令和7年12月まで
(4)使用電池:既存建物向け太陽光発電ガラス(商品名:後付けサンジュール)
(5)概要:
・市庁舎アトリウム窓面に建物の工事を伴わず、太陽光発電ガラスを設置
・発電した電力はデジタルサイネージに活用し発電状況の検証を実施
・電力の使用方法は、今後定期的に変更し、多様なツールでの活用を予定


取材・文/四谷陽晴

DATA

横浜市庁舎アトリウムにて既存の窓に取付可能な次世代型太陽電池の実証実験を開始します!

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