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「市場のトレンドは二分される」、日本BSLが語る太陽光国内市場の展望

FITの抜本的見直しや住宅用の卒FITを控え、変化していくアフターFITの市場を、グローバル企業達はどのように見ているだろう。日本BSL株式会社代表取締役の劉氏に話を聞いた。

屋根上を活用した
自家消費が増加

私たち日本BSLは、日本において1GW超の出荷実績を有する架台メーカーです。2021年度まで、特別高圧案件を含めた野立ての案件を、合計で1GW程度受注しています。そのうち、2019年については、9月末時点で350MW以上を既に出荷しています。2020年も引き続き、野立ての案件を多数手掛ける予定です。

当社は日本に事務所を構え、一級建築士と連携し、構造計算と経済産業省の対応を行えることが強みです。野立ての案件をお任せいただけているのは、日本の皆様にその強みが理解されているからだと考えています。



これから、日本の太陽光市場は入札案件の野立てタイプと、屋根上設置での自家消費タイプにトレンドが大きく二分されていくでしょう。特に、自家消費を前提とした屋根上案件は一気に増えると思います。

BSLは、中国において200件以上の屋根上太陽光発電の実績を有しています。日本においては、今年度中に2ヶ所、量販店の店舗の屋根上に設置する案件が完成する予定です。JIS規格よりも厳しい基準で耐風性を備え、電食やサビ防止の対策を施し、耐荷重を分散する設計にできるよう工夫を施すなど、屋根上設置に適した架台をご提供しています。これから本格的にはじまる自家消費時代においても、すぐれた架台で日本の太陽光発電の普及に貢献してまいります。

PROFILE

日本BSL株式会社
代表取締役

劉 愛平氏


SOLAR JOURNAL vol.31(2019年秋号)より転載

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