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3月4日に発表されたFIT太陽光第11回入札の結果は、加重平均落札価格9.99円と10円を下回った。FIP制度開始前の最後の入札となった今回、事前に予想された通り多くの入札が集まったものの、募集容量には達しなかった。
【2021年度FIT】太陽光第11回入札、平均落札価格は9.99円に。募集容量には達せず
太陽光発電市場での大きなトピックの1つは、2022年4月から始まるFIP制度。そしてこれからの10年は太陽光発電に加えて蓄電池の時代だと言われている。2022年の展望やこれからの10年について、環境エネルギー政策研究所 所長の飯田哲也氏が語る。
FIP制度始まる2022年を占う。『蓄電池の10年』を革新とともに進め
Looopが、FIP制度のリスクを取り除き、高値かつ長期に固定価格で買い取る新サービスを発表した。4月からのFIP制度では、発電事業者自身が市場価格の変動リスクを受け、発電量の高度なシミュレーションも必須だ。こうしたリスクや義務をLooopが代行する。
Looop、FIP制度適用でも「固定価格」で買い取る新サービス。収支予見性を向上へ
資源エネルギー庁は、FIP制度の収入を簡易シミュレーションするツールを公開した。単価や月額といった収入の簡易的な試算ができる。収入が市場価格と連動するFIP制度でのリスクをカバーするビジネスモデルの誕生も期待される。