FIT後も「HEMS×蓄電池×V2H」=「まっち」で安心!
2018/02/07
FIT買取期間が終了しても太陽光パネルは発電し続ける。これからの住まいには、賢い蓄電システムが不可欠だ。まもなく到来する自家消費時代の幕開けに向けて、99万円で買える未来「まっち」の魅力に改めて迫った。
「まっち」の魅力はV2Hだけではない
スマートハウスを簡単に実現できるシステムとして、いま多方面から注目を集めている「まっち」。ハイブリッド車でV2Hを実現できる「まっち」だが、そのシステムは単にV2Hのためだけにあるのではない。
「まっち」のシステムイメージ
太陽光発電およびハイブリッド車と組み合わせることで、一般住宅を最先端のスマートハウスに変えてしまう……いわば「次世代スマートハウス構築支援システム」。新築住宅はもちろんだが、既築住宅であっても気軽にスマートハウス化できるというのが嬉しいところだ。
当サイトでは2017年8月に「『HEMS × 蓄電池 × V2H』という住宅の新発想」と紹介し、大きな反響を呼んだ。しかし、「まっち」が活かされるのは、ハイブリッド車をもつ家庭だけではない。電気を賢く使って、電気料金を削減したい……そんな想いをもつすべての人におすすめの画期的ソリューションなのだ。
「まっち」とは、蓄電池とHEMSとV2H(Vehicle to Home)を組み合わせたシステムの愛称。大容量リチウムイオン蓄電池(6.5kWh)をベースに、家庭で使うあらゆる電気機器を高効率に制御できる。太陽光で発電した電気を蓄電して使うことも、料金が安い時間帯の電気を買って、時間をずらして使うことも可能だ。
ピークカットを低価格で実現
デマンド料金の削減に効果大
オール電化の普及や電力自由化の流れの中で、電気の契約内容を見直す家庭は多いだろう。しかし、見落とされがちなのが、近年のオール電化料金プランの多くがデマンド料金であるということ(東京電力エナジーパートナーのスマートライフプラン等)。デマンド料金とは、最大使用電力量をもとに、契約電力が決まる料金制度だ。集中して電気をたくさん使ってしまうと、そのピーク値を基準に基本料金も設定されてしまう。そのため、電気をたくさん消費する時間は、蓄電池に貯めた電気を使い、ピーク値を低く抑えること(ピークカット)が、従来以上に重要となってくる。
これを可能にするためには蓄電池の導入が不可欠だが、これまでは価格が高すぎてなかなか普及してこなかった。しかし「まっち」なら、6.5kWhという大容量で、しかもHEMSとV2H機能を併せもちながら99万円という低価格を実現している。ハイブリッド車などのクルマをもつ家庭はもちろん、クルマがなくても十分に価格メリットを実感できるシステムといえるだろう。
さらに、金融機関との提携により、「まっち」導入とともに住宅ローンを借り換えることも可能になっている。より安い金利のローンに借り換えることで、実質的な導入コストを大幅に抑えることもできるという。