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2021年カンヌ国際映画祭、脱炭素化へシフトして開催!

2021年7月、新型コロナウイルスの影響で見送られたカンヌ国際映画祭が、2年ぶりに開催。脱炭素化へシフトした様々な取り組みに注目だ。

メイン画像:映画祭会場であるパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ。©Yukinobu Shuzui

2年ぶりに開催のカンヌ映画祭
より環境に寄り添うイベントに

2020年、新型コロナウイルスの影響で通常通りの開催を見送ったカンヌ国際映画祭が、2021年7月、2年ぶりにカンヌで開催された。第74回となる今回の映画祭で注目すべきは、脱炭素化へのシフトだ。その試みの一つが、環境寄付金の設定。前回まで無料だった参加費を今回から1人20ユーロ(約2600円)とし、集めた参加費はカーボンオフセットに関する国際的なプロジェクトへ寄付する。

ほかにも、環境をテーマにした映画を取り扱う部門を新設したり、公用車の6割を電気またはハイブリッドに、印刷物はほぼデジタル化して、レッドカーペットの交換頻度を以前の半分に抑えたりするなどした。物品などはフランス産もしくはEU産を優先し、輸送による環境負担を減らすことで、より地球に優しい映画祭を目指した。環境負荷の高い巨大イベントにおいて、どこまでエコに寄り添っていけるか――。取り組みは始まったばかりだ。


ゲストを運ぶ公用車は、6割が電気自動車またはハイブリッド車に。©Yukinobu Shuzui


文:守隨亨延

SOLAR JOURNAL vol.38(2021年夏号)より転載

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