編集部からのお知らせ

2018年度も注目の太陽光発電「入札制度」とは?

2017年度よりスタートした大規模太陽光発電の入札制度。第1回目の結果を受け、早くも詳細制度設計の見直しが検討されているが、そもそも太陽光の入札制度とはどのようなものなのか? 概要をおさらい。

いまさら聞けない
「入札制度」って何?

そもそも太陽光の入札制度とは、どのようなものなのか? その概要をおさらいしておこう。

対象となるのは2MW以上の大規模太陽光発電設備。あらかじめ日本全体で合計何MWの設備容量を認定するか(募集容量)を決めておき、その容量いっぱいになるまで、入札価格の安い順に落札されるという仕組みだ。落札価格はそのまま、その事業計画に対するFIT価格となる。太陽光発電の価格に競争原理を持ち込むことで、コスト低下を促そうという狙いから導入された。

2017年度に1回、2018年度に2回の入札を実施することが決められており、第1回目の募集容量は500MWとされていた。

入札のイメージ 出典:資源エネルギー庁


取材・文/廣町公則

SOLAR JOURNAL vol.24より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【募集終了】2024年7月25日(木)「第30回PVビジネスセミナー」
  2. 健全化に向けてFIT/FIPのルール強化! 再エネ特措法の改正ポイントは?
  3. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  4. 【電力取引の多様化】一本化で拡大する電力先物の現在地とこれから
  5. 太陽光パネルの増設・更新を促進! 2024年度にルール見直し
  6. 【参加受付中!】2024年10月25日(金)「第31回PVビジネスセミナー」
  7. 蓄電池市場は拡大を継続すると見られ、2040年には8兆円超え⁉
  8. 【FIT/FIP総まとめ】2024年度以降の価格・入札対象・再エネ賦課金は?
  9. 脱原発完遂のドイツの電源構成、どうなるエネルギー費の再高騰リスク?
  10. 「雑草」がエネルギー源に!? 名城大が発電を実演
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.49 | ¥0
2024/04/30発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ