世界一高い太陽熱発電所が砂漠のど真ん中に出現!?

イスラエルがネゲブ砂漠の中心に建設するのは、世界一の高さとなる太陽熱発電所だ。砂漠にそびえたつ発電施設は、イスラエルの再生可能エネルギー転換に欠かせない切り札となりうる。

イスラエルの挑戦
世界一高いタワー式太陽熱発電所

イスラエルがネゲブ砂漠に建設中の太陽熱発電施設(The Ashalim Solar Thermal Power Station)は、高さ240mのタワー式太陽熱発電所を中心とした発電施設である。完成すれば、タワー式太陽熱発電所としては世界一の高さになる予定だ。

BrightSource Energyより

タワーは、BrightSource EnergyやGE, NOY Infrastracture&Energy Investment Fundが出資したMegalim Solar Power (MSP) LTDによって建設されている。タワーの最上部にはボイラーが設置され、3.15㎢の敷地内に敷き詰められた5万台超のヘリオスタットという、太陽に追従して太陽光を反射させて光を一か所に集める装置で太蒸気を発生させ、発電のためのタービンを回す。

イスラエルは2020年までに、再生可能エネルギーによる電力を全体の10%にする目標を掲げている。2014年に建設を開始した発電施設は、その計画の一端を担う重要な役割だという。

MSPに出資したうちの1社であるBrightSource Energyによると、発電出力は121MWで、これは120,000世帯分の電力に相当するという。さらに、二酸化炭素の排出量も年間で110,000トン削減できることが見込まれている。

PICK UP
注目記事
太陽光関連メーカー一覧

RANKING

  1. 1
    再エネ出力制御率、2035年には北海道で37%に拡大、優先給電ルールの見直しで大幅減の見通し
    再エネ出力制御率、2035年には北海道で37%に拡大、優先給電ルールの見直しで大幅減の見通し
  2. 2
    低圧系統用蓄電池事業構想から開発、運用まで。再エネ事業初心者にも『伴走者』としてサポートするREPエージェント
    低圧系統用蓄電池事業構想から開発、運用まで。再エネ事業初心者にも『伴走者』としてサポートするREPエージェント
  3. 3
    【9/15開催】蓄電池ビジネス最前線セミナー|激変する市場変化に合わせた事業戦略の進め方
    【9/15開催】蓄電池ビジネス最前線セミナー|激変する市場変化に合わせた事業戦略の進め方
  4. 4
    中国が掲げる『再エネ導入五ヶ年計画』の全貌とその実現性|北村和也さんの再エネの達人
    中国が掲げる『再エネ導入五ヶ年計画』の全貌とその実現性|北村和也さんの再エネの達人
  5. 5
    屋根・壁があれば脱炭素が実現!ルミソルが提案する軽量パネルの魅力と取り入れ方
    屋根・壁があれば脱炭素が実現!ルミソルが提案する軽量パネルの魅力と取り入れ方

MAGAZINE

vol.58 / ¥0
2026年8月4日発行

PRESS