【セミナーレポート】新FIT時代の産業用太陽光トレンドとは?
2017/10/01
「改正FIT法の概要と今後の展望」
経済産業省 近畿経済産業局
エネルギー対策課 課長 松村 年峰氏
経産省松村氏は、改正FIT法に関わる調達価格の見直し、入札制度の概要などについて説明。また、太陽光発電システムの安全対策や2019年度の見通しについて、行政の立場から語られた。
ウェルカムスピーチ
LONGi Solar Technology 株式会社
社長 秦超氏
特別協賛のLONGi Solar Technology・王氏によるウェルカムスピーチ。本セミナーの主旨や概要が説明された。
「日本市場は300W超モジュールの時代
〜PV3.0 Era〜」
LONGi Solar Technology 株式会社
プロダクト マーケティング
ディレクター 王 梦松氏
モジュールメーカーとして業界を牽引するロンジソーラーは、単結晶シリコンモジュールのメリットや魅力について講演。同社の強みである圧倒的な技術力に注目が集まった。
「太陽電池モジュールの信頼性向上に
高機能材料が果たす役割と重要性について」
デュポン・スペシャルティ・プロダクツ株式会社
太陽電池・高機能材料事業部
フォトボルタイックソリューションズ
部門長 柴田 道男氏
太陽光モジュールのバックシートや導電ペーストといった、太陽光発電システム産業向けの製品を開発しているデュポン。高機能材料がもたらす変換効率向上などのメリットや重要性について講演。
「手を携えて共に、新たなPV3.0の時代へ
:FusionSolarスマートソリューション」
ファーウェイジャパン
スマートソーラー事業部 営業部次長 伊 里奇氏
パワーコンディショナを開発・販売するファーウェイは、得意とする太陽光発電システムのスマート化について講演。発電率を向上させ高収益につなげるポイントを伝え、来場者を惹きつけた。
「ライフサイクルコストの適正化と
モジュール評価&補償プラン」
エーオンジャパン株式会社
企業営業第四部 CP&Iチーム
リニューアブル・エナジー ユニットリーダー
田中 康裕氏
事業経営に関するコンサルティングを行うエーオンは、太陽光発電システムの安全性を見極める「モジュール検査サービス」や万が一に備えておきたい保険について紹介。リスクマネジメントの観点から、独自のアドバイスを講じた。
「わが国における太陽光発電システム導入見通しと
太陽光発電関連の来年度予算要求」
株式会社資源総合システム
代表取締役社長 一木 修氏
資源総合システム一木氏は、太陽光発電システムの導入見通しと、エネルギーミックス実現に向けた主要課題について提言。国内外のマーケット情報を交えながら、業界が目指すべき方向性を述べた。
⑦「日本における太陽光発電所プロジェクトの課題」
テュフラインランドジャパン株式会社
プロジェクトエンジニア 実吉 紹郎氏
技術、安全、証明サービスに関する認証機関のテュフラインランドジャパン・実吉氏は、日本の地質や気候から考えられるリスクについて講演。太陽光発電システムのパフォーマンス低減と欠陥を防ぐための、リスク管理の必要性を訴えた。
⑧「日本の太陽光発電が果たすべき役割」
衆議院議員 菅 直人氏
衆議院議員の菅氏は、原子力発電所の危険性について述べたほか、今注目の「ソーラーシェアリング」について講演。田畑で農業をしながら発電ができるソーラーシェアリングの魅力について語った。
セミナー後のパーティーで
ネットワーキング
セミナー終了後は、同ホテル内にて無料のネットワーキングパーティーを実施し、登壇者および協賛企業、来場者が多く出席。
食事と生のバンド演奏を楽しみながら、ネットワーキングやビジネスマッチングができる場となった。
会場内では、アンサンブルの生演奏が流れる。
懇親会には、菅直人氏も出席。
多くのPV関連企業が参加し、ネットワーキングの場に。
次回PVビジネスセミナーは、2018年10月22日開催!