編集部からのお知らせ

目指すは「日本市場シェアNo.1」大手モジュールメーカーの展望

中国の太陽光市場縮小について「当社への影響は小さい」と語った、ジンコソーラージャパン代表の孫威威氏。高効率で 低コストの太陽電池モジュールを提供することで、2019年には日本市場シェアNo.1を目指すという。

400W量産シリーズを発売し
日本シェア20%を目指す

まず、中国市場の縮小について報道がなされていますが、当社への影響はほとんどありません。というのも、ジンコソーラーは広くグローバルに展開しており、中東が30%、その他アフリカやラテンアメリカが多くを占め、中国市場への供給は全体の20%程度にとどまっているからです。懸念を感じておられる方もいらっしゃるかと思いますので、改めてお伝えしたいと思います。

さて、RE100に代表されるように、再エネ導入に向けたグローバルな動きは加速しており、日本も例外ではありません。メガソーラーは2020年頃に落ち着きをみせ、その後は自家消費モデルに中心が移っていくと予測しています。当社は、大手メーカーの工場屋根を活用した自家消費モデルなど、具体的な取り組みを進めています。

今年9月、業界初となる400W量産モジュール「チータ」シリーズの提供を開始しました。発電出力はもちろん、価格面でも十分に競争力のあるラインナップを揃えました。2019年に日本市場に供給される製品はその1/2が、グローバルでは1/4がチータシリーズになる見込みです。

当社は、2019年の「日本市場シェアNo.1」を目標に掲げ、鋭意努力しています。高効率かつ低コストのモジュールをお届けできるよう、これからも尽力してまいります。引き続きジンコソーラーにご期待ください。

プロフィール

ジンコソーラージャパン株式会社

代表取締役社長 孫 威威氏


SOLAR JOURNAL vol.27(2018年秋号)より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 仙台市、新築建築物への太陽光設置義務化の制度案を公表 東北では初導入...
  2. 【資源エネルギー庁】再エネ特措法に基づく現地調査を今月から実施
  3. 家庭用蓄電池の定額利用サービス 2040年にかけての市場が大幅に拡大
  4. 【参加受付中!】2025年6月10日(火)「第34回PVビジネスセミナー」
  5. 【北村さんコラム】エネルギー安全保障に対応できない日本の脱炭素政策
  6. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  7. 【EMS専門家が監修】系統用蓄電池のビジネスモデル、他社に差をつけるためのEMSの基礎知識...
  8. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  9. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
  10. 【環境省】脱炭素先行地域に7提案を追加選定、全国40道府県88提案に
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.53 | ¥0
2025/4/10発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ