未稼働案件のルール改正をチャンスに!? カナディアン・ソーラーの挑戦

2018年に起きた「未稼働案件のルール改正」。PV事業者の戦略が問われる局面だが、モジュールメーカーのカナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社代表の山本氏は「ルール改正をチャンスに活かしたい」と語る。

他社の追随を許さない製品で
物量が動く2019年に備える

未稼働案件のルール改正には正直驚きました。12月の修正案で当初よりはだいぶ緩和されたと思います。プレミア価格の案件をわざと先延ばしにしていたわけではなく、「3年縛り」の案件を優先していた人も多く、特高案件で8月まで猶予期間が設けられたことはよかったです。今回のルール改正では、パネルの変更が可能になり、弊社の高性能モジュールを積極的にご検討いただく大きなチャンスだと思います。



製品の差別化が難しくなったといわれますが、当社では400W超えの多結晶モジュール「HiKu」、新しい技術でセルを接合しひときわ高い効率を実現した「HiDM」という新しいモジュールがあります。この2種類は他社の追随を許しません。

今年は、2020年3月までに完工しなければならない案件の着工がピークを迎えるため非常に多くのモジュール供給が必要になる年でしょう。そのような案件向けに当社も既に多くの発注をいただいております。

また、自家消費時代に突入する中、昨年後半から工場や倉庫の屋根に載せるパネルの問い合わせが予想以上に増えています。RE100などが世界的に広がる中で、再エネ活用は企業の利益に直結しますから、企業は本気で自家消費に取り組むでしょう。今から準備しないと間に合いませんし、我々もその要望に応えていきたいですね。

PROFILE

カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社
代表取締役社長

山本 豊氏


文/大根田康介

SOLAR JOURNAL vol.28(2019年冬号)より転載

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