編集部からのお知らせ

知ってた? 日本の風力発電コストは世界の1.6倍!

効率的システムを確立し
FITからの自立を目指す

報告書は、風力発電の導入拡大に向けて、以下のポイントを掲げ、2030年までに、発電コストを現状の13.9円/ kWhから8〜9円/ kWhを実現し、FITから自立した形での導入を目指していくべきとした。

■投資環境の改善
①既存系統の最大限活用等による系統制約の解消
②環境アセス・土地利用規制対応の迅速化
③インフラファンド活用等のファイナンス環境整備

■開発可能ポテンシャルの拡大
①低風速域のポテンシャル調査、新型風車開発
②風力のリプレースの推進(認定制度等)
③洋上風力発電の立地環境整備 (港湾法改正、洋上風況マップ)

■強い風車産業の育成
①FIT価格低減でコスト削減努力の促進 ②新型風車(低風速、洋上)の開発、海外展開
③風車メーカーの総合産業化(開発・運営)

■効率的・安定的システムの確立
①データ産業化による設備利用率向上
②O&Mの効率化支援
③出力変動対策の技術開発等


取材・文/廣町公則

※『SOLAR JOURNAL』vol.19より転載

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