世界で電気の安全を守って1世紀超! イートン・エレクトリックの保護機器
2024/02/07
低圧電気制御機器の老舗メーカー、イートン・エレクトリック。175ヶ国以上で事業を展開する同社が力を入れるのは、分散型エネルギー分野だ。太陽光発電から系統用蓄電池まで、ラインナップ豊富な保護機器で電気の安全を守る。
高電圧化のニーズを先読み
フルラインナップで応える
イートン・エレクトリックは去年、ニューヨーク証券取引所上場100周年と日本法人設立50年という2つの節目を迎えた。産業用の電気制御機器から宇宙航空分野までの幅広い事業領域の中で、特に、分散型エネルギー分野に力を注ぐ。あらゆるエネルギーリソースの有効活用を通じて脱炭素化に貢献したいという意気込みから、スローガンも「Everything as a Grid」に改めた。
国内では、工場などに向けた配線用遮断機(サーキットブレーカー)やコンタクタといった電気制御機器を数多く提供している。分散型エネルギー設備向けでは、高電圧・高電流に対応するサーキットブレーカーや負荷開閉器のラインナップが豊富だ。
フィールドアプリケーション・エンジニアマネージャーの相場秀明氏は、「太陽光モジュールの大型化や系統用蓄電池の登場などによって、近い将来、分散型エネルギー設備の高電圧化が予想されます。高電圧の回路を保護するニーズに応えるため、DC750〜1500Vに対応するサーキットブレーカーや負荷開閉器をそろえています」と説明する。メガソーラーなど100件を超える太陽光発電所に導入されているという。「エネルギーマネジメントシステムなどのソフトウェアも得意。集電箱や保護機器など、ハードからソフトまでのフルラインナップで太陽光発電の安全を守りたい」と相場氏は意気込む。
太陽光発電や系統用蓄電池に
最適な保護機器をフルラインナップ!
サーキットブレーカー「NZMシリーズ」には、DC750~1500Vのラインナップがあり、大規模な発電所や系統用蓄電池にも対応できる。世界中のモジュールメーカーなどに多く採用されている。
負荷開閉器も高電圧対応
PROFILE
イートン・エレクトリック・ジャパン株式会社
フィールドアプリケーション・エンジニアマネージャー
相場秀明氏
20年以上にわたる深い業界知識をもとに、低圧制御と保護電気機器の専門家として活躍している。
問い合わせ
イートン・エレクトリック・ジャパン株式会社
本社:TEL 06-6136-5370 FAX 06-6136-5371
東京本社:TEL 03-6434-7870 FAX 03-6434-7871
Email:InfoJapan@Eaton.com
取材・文:山下幸恵(office SOTO)
SOLAR JOURNAL vol.48(2024年冬号)より転載
Sponsored by イートン・エレクトリック・ジャパン株式会社