編集部からのお知らせ

さらばビッグスリー EV革命は自動車業界を変えるか

電気自動車へのシフトが世界の潮流となっている。「EV革命」とも呼ばれるこの流れを作り出しているのは自動車業界ではなく、アップルをはじめとするICT企業といえよう。また、中国企業群の台頭も著しい。移り変わりの激しいEV市場の現在を環境経営コンサルタントの村沢義久氏に聞く。

ビッグスリー
前時代の遺物か

EV化の進展に伴い、業界の地図も大きく変わりつつある。トヨタ、GM、フォードというビッグスリーの時代は過去のものとなりつつあるが、中でも一番後れているのがトヨタ。これまで、ハイブリッド車(HV)と燃料電池車(FCV)に注力し、「EVは小型短距離向け」というマイナーな扱いをしてきたのが原因だ。

現在のEVビッグスリーは、中国・BYD、アメリカ・テスラ、ルノー・日産・三菱連合。しかし、彼らも決して安泰というわけではなく、今後のことは分からない。非常に多くの企業が新規参入しているからだ。

EVは自動車会社にとっては単に「電気で動く車」。地球温暖化対策を推進する筆者にとっても同じだ。しかし、ガソリンもオイルも使わずモーターと電池で動くEVは「動く電気製品」と見ることもできる。また、同時に進む自動運転の観点からは、「動く電子機器」あるいは「動くインターネット端末」でもある。

12>

関連記事

環境省

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 安全・安心でダウンタイムのない発電所のために。気象情報と稼働状況をAIが予測し一次対応を軽減...
  2. 太陽光発電一体型計測ステーション。計画段階から運転開始後までデータ収集...
  3. 経済産業省 アグリゲーターとFIP事業者のマッチング・プラットフォームを立ち上げ...
  4. 北海道釧路市「ノーモア メガソーラー宣言」 10kW以上の事業用太陽光発電を許可制へ...
  5. 【参加受付中!】2025年9月12日(金)「第35回PVビジネスセミナー」
  6. Sigenergyのハイブリッドパワコンを活用した、高過積載と蓄電池システムの新スキーム...
  7. 【受付終了】9/3(水)開催!注目の系統用蓄電池に特化した、投資家・金融向け「グリーン投資戦略セミナー」...
  8. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  9. 太陽光発電 FIP移行時の蓄電池設置時に9月1日から電子申請が可能に
  10. 東京都の「優れた機能性を有するシステム」に認定! AIKOのABCモジュール
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.54 | ¥0
2025/8/1発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ