編集部からのお知らせ

EV市場を中国が席巻 「世界のトヨタ」が時代遅れに

太陽光発電で世界をリードする中国。その勢いは、ついに自動車産業にも。2016年、電気自動車(EV)で中国が世界トップシェアに躍り出た。EVの未来は、そして、日本の自動車産業はこの現状にどう向き合っているのか? 市場動向を再エネの達人、村沢先生に聞いた!

太陽光発電でもEVでも
中国が世界をリード

太陽光発電で世界をリードするのは中国。パネルもパワコンも、ともに世界1、2位を占めている。設備の年間導入量でも累計設置容量でも世界一だ。その中国の次のターゲットは電気自動車(EV)。

国際エネルギー機関(IEA) によると、2016年の世界の電動車(EV+PHV、バス、トラック、特殊車両を除く)の販売台数は約75万台。そのうち中国が33万台強でダントツの1位。世界全体の44%を占めた。

「国別EV/PHV販売台数」はコチラ

今、世界の自動車産業は一斉にEVに向かって舵を切っている。2017年7月6日、フランスは、2040年までに国内におけるガソリン車およびディーゼル車の販売を禁止すると発表した。7月26日にはイギリスが同じ内容の発表を行った。1番先鋭的なのがノルウェーで、同じことを2025年までにやるという。

2025年と言えばあとわずか8年。そんなことが可能なのかと思うが、恐らく実現するだろう。ノルウェーでは新車の販売台数に占める電動車の割合がすでに30%を超えているからだ。

12>

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 公取委が発電・電力小売を調査、容量市場の競争促進を提言
  2. 【飯田哲也さんコラム】第7次エネルギー基本計画原案から透けてみえる経済産業省の真意とは。...
  3. 北海道釧路市「ノーモア メガソーラー宣言」 10kW以上の事業用太陽光発電を許可制へ...
  4. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  5. 【参加受付中!】2025年9月12日(金)「第35回PVビジネスセミナー」
  6. 千葉県柏市 国内最大規模のEMSを導入して環境未来都市を目指す
  7. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  8. 世界の平均気温が史上最高を記録、目の前に迫る温暖化の危機
  9. 【受付中】9/3(水)開催!注目の系統用蓄電池に特化した、投資家・金融向け「グリーン投資戦略セミナー」...
  10. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

蓄電池特集号 | ¥0
2025/5/27発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ