【速報】太陽光発電の「入札」結果が明らかに!
2017/11/21
最低落札価格17.2円/kWh
最高落札価格21.0円/kWh
落札価格は、最低が17.20円/kWh(株式会社HINA)で、最高が21.00円/kWh(ロイヤルリース株式会社及び有限会社新日邦)。入札募集要綱で示されていた価格上限額が21.00円/kWhだから、上限額いっぱいの高値でも落札された恰好だ。入札合計出力が募集容量に達していなかったため、競争のない入札になってしまったのが要因だ。
落札者は、運転開始から20年間にわたって、各社それぞれに異なる今回の落札価格で売電することになる。最低価格で落札するのと最高価格で落札するのとでは、事業性に大きな違いが出ることはいうまでもない。現在の制度では、2MW以上の太陽光発電設備はすべて入札の対象となる。これから大規模太陽光発電に取り組もうとする事業者にとっては、第1回入札の結果を踏まえ、2回目以降の入札に何円/kWhでのぞむべきか悩まれるところだろう。