編集部からのお知らせ

【速報】太陽光発電の「入札」結果が明らかに!

経済産業省は11月21日、太陽光発電設備(2MW以上)の第1回入札結果を発表した。入札は、改正FIT法の施行に伴い本年度より導入された新制度。いったい何社が入札に参加し、いくらで落札されたのか? 発表内容を速報する。

入札に参加した全9件が落札
合計出力は141MW強に止まる

入札にあたっては、まず入札参加資格の審査のために事業計画提出が求められていた。発表によると、提出された事業計画数は合計29件。審査の結果、入札参加資格が認められたのは、そのうち23件。しかし、実際に入札に参加したのは、その中の9件に止まった。

■第1回入札(2017年度)の結果

入札に参加した発電設備の出力規模は、最小5,600kW(ロイヤルリース株式会社)から最大30,006kW(ハンファエナジージャパン株式会社)。入札参加案件全体の合計出力は、141,366kW(141MW強)だった。

今回の入札における募集容量(落札される発電設備の合計出力)は、500MWとされていた。しかし蓋を開けてみたら、入札参加案件の合計出力自体が、それを大きく下回っていたという状況だ。従って、入札に参加した案件は、すべて落札されるという想定外の結果となった。

123>

関連記事

2018/03/14 | 編集部からのお知らせ

2017年の太陽光入札が低調に終わった理由とは?

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 仙台市、新築建築物への太陽光設置義務化の制度案を公表 東北では初導入...
  2. 【資源エネルギー庁】再エネ特措法に基づく現地調査を今月から実施
  3. 家庭用蓄電池の定額利用サービス 2040年にかけての市場が大幅に拡大
  4. 【参加受付中!】2025年6月10日(火)「第34回PVビジネスセミナー」
  5. 【北村さんコラム】エネルギー安全保障に対応できない日本の脱炭素政策
  6. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  7. 【EMS専門家が監修】系統用蓄電池のビジネスモデル、他社に差をつけるためのEMSの基礎知識...
  8. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  9. 【環境省】脱炭素先行地域に7提案を追加選定、全国40道府県88提案に
  10. 太陽光発電協会、新春交流会を開催。「2040年22~29%、2050年400GW」に向けて...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.53 | ¥0
2025/4/10発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ