編集部からのお知らせ

自家消費市場を狙うなら知っておきたい! AIとIoTが生んだ”最新技術”とは

HEMSにAIとIoTのワンストップサービスを掛け合わせた「AIHEMS(アイへムス)」をリリースした日本住宅サービス。高精度なシステムは、それまでに培われた技術とノウハウによって構築されたものだ。これからの自家消費マーケットで求められるものは一体何なのか、代表取締役の有吉氏にお話を伺った。

培った通信技術で構築する
高精度のシステム

当社は、施工が困難な屋根や壁、曲面のある建造物にも設置可能なSunMan社製の太陽電池モジュールを扱っています。試行錯誤しながらではありますが、昨年から良い感触を市場より得て来ています。

折板屋根やカーポートはもちろん、今後は企業のビルや鉄道駅などの屋根を借りてパネルを普及させようと考えています。ただ、FITで稼ぐ時代は終わり、業界全体が自家消費マーケットに入る準備を整えています。

その時に大事なのが、電力の見える化と情報の蓄積です。そのための通信技術が必須になるでしょう。そこで当社は、HEMSにAIとIoTのワンストップサービスを掛け合わせた「AIHEMS(アイへムス)」をリリースしました。

これから住宅のエネルギーマネジメント分野では、通信、家電、住宅を総合的に完結できる業者が求められると思います。今まで、日本にはなかなか通信技術と電気工事技術を持った事業者が存在しなかったため、そこを当社が担おうということです。

5年前から大手ハウスメーカーのHEMS開発に関わり、技術とノウハウを培ってきました。大変精度の高いシステムが構築できています。エネルギーと通信にコンセプトを絞り込み、安心してエネルギーマネジメントができる環境を提供したいと思います。

プロフィール

日本住宅サービス株式会社 代表取締役

有吉彰英氏


取材・文/廣町公則、大根田康介

SOLAR JOURNAL vol.25(2018年春号)より転載

関連記事

2018/05/22 | 編集部からのお知らせ

ZEH時代を生き残るための蓄電池戦略「まっち」

2018/02/07 | 編集部からのお知らせ

FIT後も「HEMS×蓄電池×V2H」=「まっち」で安心!

2017/08/04 | 編集部からのお知らせ

「HEMS × 蓄電池 × V2H」という住宅の新発想

2016/12/15 | 編集部からのお知らせ

ZEH時代到来! 太陽光発電は自家消費が基本!

Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 東京都の2024年度予算案 次世代太陽電池やアグリゲーションビジネスを支援...
  2. 【 参加受付中!】2024年4月23日(火)「第29回PVビジネスセミナー」~ 市場動向/PPA・蓄電池の最適化モデル ~...
  3. 新・出力制御対策パッケージ。「蓄電池の活用」を強化へ
  4. 太陽光発電所 銅線ケーブルの盗難被害が相次ぐ 銅の価格上昇が背景に
  5. 2024年度の脱炭素ビジネス【発電側課金・脱炭素オークション・非化石価値取引】...
  6. 太陽光発電所の盗難被害が急増 外国人グループの犯行か
  7. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
  8. パワーエックス 2024年半ばから水冷蓄電池モジュールの量産化へ
  9. 脱原発完遂のドイツの電源構成、どうなるエネルギー費の再高騰リスク?
  10. 動き出した国の蓄電池産業戦略 官民一体で生産基盤を強化
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.48 | ¥0
2024/01/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ