世界初! 太陽電池とEVを繋ぐ蓄電システムが誕生
2018/02/28
日本や世界のクルマ業界において、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)への移行が進んでいる。そんな中「太陽光発電でクルマが走る」時代を先駆ける、新たなシステムの開発・販売が発表された。家庭で発電した太陽電池とEV・PHV、蓄電池を一つにつなぐ仕組みとは?
電気自動車の普及と
エネルギー自家消費時代へ向けて
世界のクルマ業界は今、これまで主流であったガソリン車から、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)への移行を急速に進めている。
消費者にとっても環境保全や燃料コスト削減の面などメリットが多く、今後もさらなるニーズの拡大が予想されるが、ここに新たな魅力が加わる”世界初”のシステムが開発された。
それが「トライブリッド蓄電システム™」だ。
発電した太陽電池を
クルマと家庭でシェア!
開発を担ったのは、2012年に家庭用蓄電池システムを開発・販売以来、エネルギー業界をリードし続けるニチコン株式会社。
これまで、電気自動車(EV)の第1号である三菱自動車「i-MiEV」への車載用充電器供給や、VH2システム(Vehicle to Home:車に蓄えた電気を家で使用できる仕組み)の開発を通してEV・PHVと家庭の連携を可能にしてきた。
今回新たに発表した「トライブリッド蓄電システム」は、【太陽電池】【EV・PHV】【蓄電池】を連携させるという画期的なシステム。
このシステムの魅力は、自家発電した太陽電池を、室内リモコン操作で簡単にEV・PHVと家庭間の電力移動(※エムレーブ™)ができる点にある。
※エムレーブ:蓄電池に充電した電力をEVに移動したり、逆にEVに充電されている電力を蓄電池に移動したりすること
さらに、DCのまま接続することにより変換ロスがなく、作った電力を無駄なく使用でき、自家消費の家庭にとって非常に経済的だ。室内リモコンをネットワークに接続すれば、充放電量や過去の実績、メンテナンスも一目でわかるため、毎日のエネルギーコストをを下げるだけでなく、非常時のバックアップ電源としても重宝する。
商品ラインナップについては、下記の通りとなっている。
<ラインナップ>
①トライブリッドパワコン(室内リモコン付属)
ESS-T1(タイプ1) 希望小売価格(消費税別) ¥1,100,000
②トライブリッドパワコン(室内リモコン付属)
ESS-T2(タイプ2) 希望小売価格(消費税別) ¥1,000,000
③蓄電池ユニット
ESS-BS 希望小売価格(消費税別) ¥900,000
④蓄電池ユニット(増設ユニット)
ESS-BM 希望小売価格(消費税別) ¥900,000
⑤V2Hスタンド
ESS-V1 希望小売価格(消費税別) ¥1,100,000
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