編集部からのお知らせ

「太陽光発電事業の評価ガイド」重要な3つの項目と評価内容は?

JPEAが6月29日に公表した「太陽光発電事業の評価ガイド」。太陽光発電の主力電源化に必要な"長期安定稼働"の実現を目的とした、重要な3つのチェック項目と評価される内容とは?

前記事:「JPEA平野氏に訊く! 再エネの”主力電源化”へ向けた業界の役割とは?」はコチラ

発電事業評価ガイド策定
2019年問題をチャンスに

太陽光発電を主力電源化していくためには、発電システムの”長期安定稼働”が欠かせません。発電事業者の役割と責任も、これまで以上に重くなります。

そうした認識のもと、このほど太陽光発電協会では「太陽光発電事業の評価ガイド」を作成しました。ここでは、安全性と持続性の高い事業運営を行うことや、地域との共生を重要なテーマと位置づけています。

■太陽光発電事業の評価ガイドにおける「評価項目の構成」

さて、FIT切れ案件の出現、いわゆる”2019年問題”も間近に迫ってきました。発電者(プロデューサー)であると同時に消費者(コンシューマー)でもある”プロシューマー”が大量に誕生します。安価で経済的に自立した純国産のエネルギーが生まれてくるということでもあります。

これは”問題”ではなく、大きなチャンスです。これを契機に新しいビジネスモデルを創出することも可能となるでしょう。ポストFIT時代の真の幕開けです。

私どもは、国産エネルギーの代表格に躍り出た太陽光発電を、パネルメーカーや発電事業者はもとより、裾野の広い周辺産業によって力強く育成していきたいと考えています。

その実現に向けて太陽光発電協会は、新しい時代にふさわしい取り組みを積極的に進めてまいります。

プロフィール

一般社団法人 太陽光発電協会(JPEA)代表理事
(ソーラーフロンティア株式会社 代表取締役社長)

平野 敦彦氏


1985年、昭和シェル石油株式会社入社。2009年、昭和シェルソーラー株式会社(現:ソーラーフロンティア株式会社)取締役就任、2014年より代表取締役社長。2017年6月、一般社団法人太陽光発電協会代表理事就任。


取材・文/廣町公則

SOLAR JOURNAL vol.26(2018年夏号)より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 北海道釧路市「ノーモア メガソーラー宣言」 10kW以上の事業用太陽光発電を許可制へ...
  2. 【北村和也さんコラム】全国規模で広がる出力制御 その見通しと対応策を解説する...
  3. 【GoodWe】大電流対応パワコンの採用で過電流からの保護と発電量のアップを実現...
  4. カスタマイズが容易で短納期! IEC規格に準拠した「ベース一体型受変電盤」...
  5. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  6. 蓄電所ビジネスを支えるHUAWEIの蓄電池。地域と調和する次世代インフラの新基準...
  7. 【参加受付中!】2025年9月12日(金)「第35回PVビジネスセミナー」
  8. ハンファジャパン、「N型バックコンタクト」で新境地を拓く! 日本の屋根に寄り添った「全方位進化」とは?...
  9. 【受付中】9/3(水)開催!注目の系統用蓄電池に特化した、投資家・金融向け「グリーン投資戦略セミナー」...
  10. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.54 | ¥0
2025/8/1発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ