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「エアコン感覚」で設置可能! 超コンパクトな蓄電システム登場

2019年のFIT期間終了に伴い、市場が拡大している家庭向け蓄電システム。場所を取るうえに工事が面倒というイメージがあるが、これらを払拭するコンパクトサイズの蓄電システムが登場する。ユーザー側の導入ハードルを大幅に下げてくれそうだ。

2019年にFIT切れが56万邸!?
押し寄せる自家消費ニーズ

資源エネルギー庁によると、2019年度にFIT期間が終了する太陽光発電システムの設置家庭は56万邸。以降も毎年約20万邸がFIT期間を終了するといわれている。

“FTI切れ”となったユーザーは売電から自家消費へのシフトが推測され、太陽光発電市場には今まさに自家消費ニーズの波が押し寄せているところだ。

こうした状況から各メーカーは家庭向けの蓄電システムの開発を急いでいるが、累計で約5万台の蓄電システムを販売(2018年8月現在)しているニチコン株式会社は、新たに単機能蓄電システムのリリースを発表した。

一家に一台「エアコン感覚」で
設置できる蓄電システム

蓄電システムといえば、「大きくて場所を選ぶ」「取り付け工事が面倒」という2つの難点があった。

しかし、今回同社が開発した『超小型単機能蓄電システム(ESS-U3S1)』は、4.1kWという十分な蓄電容量を備えながら、本体サイズはW740×H650×D300、重さは77kgというエアコン室外機並みの超小型モデルだ。面倒な基礎工事も不要で、導入したい時にすぐ設置できる。

さらに、本体には10年間(室内リモコンは5年間)の長期保証が適用され、インターネット回線に接続すれば、蓄電システムの状況を24時間見守ってくれる安心サポートもついている。蓄電して効率よく電気を使いたいが、大掛かりな工事や設定はしたくないという、太陽光発電システムのユーザーの希望に応える形となった。

また、これまで蓄電システムが設置できなかった離島や海岸近くの地域でも使用可能な、重塩害対応機種(ESS-U3S1J)も併せて販売する。


ニチコン
超小型単機能蓄電システム ESS-U3S1
998,000円(税抜)

本システムは、2018年10月16日〜19日に幕張メッセで開催される「CREATEC JAPAN 2018」で出品予定だ。ぜひニチコンブースで実物をチェックしよう。

問い合わせ

ニチコン株式会社

TEL:075-231-8461

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