編集部からのお知らせ

【セミナーレポート】賢い太陽光発電所の建設と運用ノウハウ

「日本経済とエネルギー転換」
立教大学 経済学研究科 経済学専攻博士課程前期課程 特任教授 金子 勝 氏

日本の経済について、さまざまなグラフを用いて解説。GDP成長率の落ち込みや、貿易収支の実情などに触れ、日本経済の現状を痛烈に批判した。さらに、電力会社の解体など、独自の考えに基づく改革案を提言した。

「ソーラーシェアリングは自家発電・自家消費の時代へ」
株式会社エーピーシーメンテナンス 代表取締役 大村 淳 氏

自社で設置施工したソーラーシェアリングについて講演。同社は、FIT制度に頼った売電型のビジネスモデルではなく、いち早く「自家消費型」のシェアリングに取り組んでいる。トマト栽培に必要な設備をオール電化にして、その電力を太陽光でまかなう手法を紹介した。

「新たな時代を迎えた太陽光発電の今後の基軸 ~踊り場からの脱却と2030年、150GWの実現に向けて~」
株式会社資源総合システム 代表取締役社長 一木 修 氏

PV150(2030年までに太陽光150GW導入)を目指すためのステップを詳しく提示。「太陽光発電は、これまではエネルギーのチャレンジャー(挑戦者)だったが、これからはチェンジャー(変革者)となる」と強調した。

「単結晶で世界を変えるLONGiの挑戦」
LONGi Solar Technology株式会社 マーケティングマネージャー 小林 圭吾 氏

単結晶モジュール専業メーカーとして、グローバル市場を牽引するLONGi。世界的な第三者機関であるTÜV Rheinland、DNV-GL、ブルームバーグ・ニューエナジー・ファイナンスなどから、高い評価や格付けを受けていることをアピールした。

「2MWを10分で! サーモグラフィカメラを使ったソーラーパネルメンテナンス」
フリアーシステムズジャパン株式会社 インスツルメンツ事業部 ハンドヘルド・イクイップメント事業部 部長 中司 茂 氏

温度を色で表すサーモグラフィカメラにおいて、世界シェアNo.1に君臨するフリアー社。サーモグラフィカメラは、太陽電池モジュールのホットスポットを見つけるのにも役立つ。ドローンに搭載することで、2MWの発電所をわずか10分で異常を検出できる、と訴求した。

「2019年の太陽光ビジネスで勝ち抜くための架台の賢い選び方」
日本BSL株式会社 営業グループ マネージャー 許 文哲 氏

太陽光発電の架台メーカーである日本BSLは、日本での太陽光架台の年間出荷量を着実に上積みしており、2013年には80MWだったが、昨年・2018年は300MWを超えた。自社でも案件を保有しており、日本では35MWの発電所を展開しているという。

「地域を活性化する自然エネルギービジネスとは」
株式会社日本総合研究所 主席研究員 藻谷 浩介 氏

人間はいかに思い込みが強く、事実を誤って認識している場合が多いか、さまざまな実数データを用いて喝破。また、「地元で消費するものは地元産に」という意味を込めた、地産地消ならぬ“地消地産”という言葉を用いて、本当の地域創生とはどういうことかを説いた。

次回PVビジネスセミナーは、春頃に開催予定!

< 12

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  2. 【申込受付中!】12/10東京開催!「系統用蓄電池ビジネス」セミナー 蓄電所市場で勝ち抜くヒント...
  3. 【北村コラム】ドイツの最新データで見る、再エネ電力の拡大と熱・交通の脱炭素化の停滞...
  4. LONGi、N型バックコンタクト「Hi-MO 9」を市場投入。TOPConを超えた新領域へ!...
  5. テスラの家庭用蓄電池 Powerwallが全国のヤマダデンキで購入&設置できる。一気に身近になったPowerwallを見に行こう!...
  6. 地域の合意形成を伴走支援 再エネ導入の新たなモデルに ~ 宮城県 再生可能エネルギー地域共生促進税条例を施行 ~...
  7. 蓄電システムのSolaXがドイツサッカーをサポート 産業用の新製品を投入し、日本での展開も強化...
  8. 「雑草」がエネルギー源に!? 名城大が発電を実演
  9. 第7次エネルギー基本計画、年内に骨子案を固める 脱炭素電源の構成比率が焦点に...
  10. 太陽光パネルの増設・更新を促進! 2024年度にルール見直し
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.51 | ¥0
2024/10/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ