政策・マーケット

シュワルツェネッガーも愛用! 改造EVが町にあふれる日(後編)

愛車をガソリン車から電気自動車へと変える「改造EV」。まだまだマイナーではあるものの、ハリウッドスターのシュワルツェネッガーやイギリスのヘンリー王子が愛車をEVに改造したことで、注目度が一気に高まった。改造EVが世界的なトレンドになる日は案外近いかもしれない……!?

前記事:既存のクルマを電気自動車に!? 改造EVが町にあふれる日(前編)

あの有名人も!

オズコーポレーションは、最近内外のメディアで紹介されるようになり、世界的に知名度が上がっているのだが、改造EV自体はまだまだマイナーな存在だ。ところが、最近強力な助っ人が登場したことで、一気に注目を集めるようになった。それが、ハリウッドスターのシュワルツェネッガー氏。

シュワルツェネッガー氏は、2017年2月、所有するメルセデス「Gクラス」をEVにコンバート(改造)し公開した。改造を行ったのは、彼の出身国であるオーストリアのクライゼル(Kreisel)社。

合計490馬力のツインモーターを装備し、0~100km/hまでの加速にかかる時間は5.6秒。航続距離は300kmで急速充電により25分で約80%の充電をできる。改造にかかった費用は1億円とか!


アーノルド・シュワルツネッガー氏所有のベンツ「GクラスEV」オーストリアのクライゼル社がEV化! 出所はこちら。
COPYRIGHT IMAGES Electric G-Class & Event Arnold Schwarzenegger
Kreisel Electric GmbH / www.martinproell.com

2018年には、もう一人の超有名人が改造EVを使用して話題になった。英王室のヘンリー王子だ。

王子は5月18日にメーガン・マークルさんとロンドン郊外で結婚式を挙げたが、挙式のあと、ウィンザー城から披露宴会場まで乗車したクルマがジャガー「Eタイプ ゼロ」。ガソリン車であるジャガー「Eタイプ」の改造EVだ。

こういう派手な動きは大歓迎だが、筆者の狙いはあくまでもEV普及によるCO2の削減。なので、改造コストを、100万円以下、できれば50万円程度に下げることができないかと、研究しているところだ。それが実現すれば、大衆車のコンバートも可能になる。

我が愛車「ビートルEV」は改造EV普及の広告塔の役割も担っている。

プロフィール

環境経営コンサルタント(合同会社 Xパワー代表)

村沢義久

東京大学工学修士。スタンフォード大学MBA。経営コンサルティング会社日本代表、ゴールドマンサックス証券バイスプレジデント(M&A担当)などを歴任の後、2005年から2010年まで東京大学特任教授。2010年から2013年3月まで同大学総長室アドバイザー。2013年4月から2016年3月まで立命館大学大学院客員教授。現在の活動の中心は太陽光発電と電気自動車の推進。Twitterは@murasawa。

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