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【ニーズに適した蓄電池が登場】エクソルが住宅用蓄電システムにファーウェイを選んだ理由とは?

太陽光発電の関連事業を幅広く手掛けるエクソルはこのほど、自社の蓄電池システムにファーウェイの住宅用蓄電システムを採用した。採用の決め手について、同社経営企画本部経営管理部長の楠田大祐氏に話を聞いた。

太陽光の「総合企業」が選ぶ
故障率の低いファーウェイ製品

エクソルは、太陽光発電システム(住宅・産業用)の設計や施工、販売、運転・保守管理のほか、太陽光発電関連製品の開発・製造・販売、さらには、太陽光発電事業なども手掛ける「太陽光発電の総合企業」だ。

「当社の事業の根本にあるのは『停電のない世界を作りたい』という思いです」と語るのは、経営企画本部経営管理部長の楠田大祐氏。


株式会社エクソル
経営企画本部 経営管理部長

楠田大祐氏


この思いの実現を目指して、同社はこれまで住宅向けソリューションを展開してきた。たとえば、停電が発生した場合でも最低限必要な家電を使用でき、普段と変わらない生活が可能な「停電レスの家」を実現するシステムや、太陽電池モジュールの設置枚数および蓄電池容量を選択できる3つのパッケージ商品など。新築・既築を問わず、顧客の条件やニーズ、ライフスタイルに合わせて最適な提案の実現に務めてきた。

 楠田氏が、同社の住宅向けソリューションに、蓄電池とパワーコンディショナ(PCS)を組み合わせたファーウェイの住宅用蓄電システムを採用した理由の1つにあげるのが、ファーウェイ製品の「故障率の低さ」。同社は、これまでも産業用太陽光発電システムにファーウェイのPCSを採用してきた。

楠田氏は「ファーウェイさんの製品は、故障率が著しく低いのが大きなメリットです。これが高いと、どれほど製品価格が安くても、その後の運用・管理面で結局コストが高くなってしまいます。故障率が、製品を選ぶ上で一番重要だと言っても過言ではありません」と力を込める。


エクソルは、発電所の開発からO&Mまでワンストップで提供する「太陽光発電の総合企業」。現場のニーズをメーカーに伝え、いま求められる製品の共同開発にも携わる業界のトップランナーだ。

ファーウェイが提供する住宅用蓄電システム


高い評価を得ているパワーコンディショナ、新たに開発した蓄電システム、クラウドでモニタリングできる監視システムを提供。特定負荷も一般負荷も、現場に合わせて構成できるため、既設太陽光設備への導入にも新たに自家消費システムを導入するのにも適する。

なぜファーウェイ製品が選ばれたのか?

理由1:故障率の低さ
たとえば、もしパワコンが故障すると、発電が無駄になるばかりか復旧にコストも時間も奪われてしまう。その点、「ファーウェイさんの製品は本当に故障が少ない」(楠田氏)。この信頼性の高さが、蓄電システムでもファーウェイが採用された大きなポイントだ。

理由2:圧倒的な商品開発力
日本企業であれば、企画からリリースまで2~3年以上かかってしまい、市場ニーズの変化に乗り遅れることが多い。対するファーウェイは、わずか半年で新製品を開発。住宅市場へと急速にトレンドが移り変わる中、エクソルが届けた現場の要望に、驚異のスピードで応えた。

住宅市場のニーズに応える
3ポイント

POINT1 ユーザーの安心を高める仕様
リン酸鉄リチウムイオンを蓄電池の素材に採用し、発火の可能性をゼロに抑えた。災害等による停電時は、自立運転機能により特定負荷へ電力を供給。「停電レス」を目指すエクソルのソリューションに合致している。

POINT2 国内初! アーク回路の遮断技術
日本国内で初めて、アークを検知するとわずか0.5秒で回路を遮断する「AFCI機能」を搭載。住宅や商業施設など、人の近くに設置されることの多い自家消費システムに欠かせない安全性を、さらに高めた。

POINT3 設置・増設が容易なモジュール設計
蓄電池モジュールの最小単位は5kWhで重量は50kg、蓄電システム全体では1台63.8㎏。設置は簡単で、5kWh/10kWh/ 15kWhなど柔軟に組み合わせられる。2台を並列して最大30kWhまで増設でき、将来性にも優れている。


最新蓄電システム
LUNA2000シリーズ(5kWh/10kWh/15kWh)


蓄電モジュールを独立して充放電させる設計により、新旧の電池を混用しても最適なパフォーマンスを実現。IP55で防水・防塵性能にも秀でている。


パワーコンディショナSUN2000-4.95KTL-JPL1

定格出力4.95kWで自然放熱 タイプの単相パワコン。19kgと軽量で、運搬や設置がしやすい。施工の現場にとことん寄り添った設計だ。

開発力や電力需要への柔軟性
多彩な魅力が採用を後押し

ファーウェイの卓越した商品開発力にも目をみはるものがあるという。「他社が2、3年かかるところ、ファーウェイさんはその半分以下の期間で開発するイメージがあります」と楠田氏。

1987年の設立以来、ファーウェイは研究開発に注力。現在、売上高の10%以上を研究開発に投資し、世界各地に研究開発拠点を展開する。

研究開発の分野は幅広く、必要に応じて各部署が力を結集して開発するため市場投入も早い。実際、蓄電システムの日本市場への投入を決めたのは昨年末だった。それから迅速に開発を終え、このほどエクソルに採用されたという次第だ。顧客の電力需要に柔軟に対応できる点も、採用を後押しした。

ファーウェイの蓄電システムは、蓄電池の容量が選択可能(5/10/15kWh)。しかも設置後でも蓄電池を増設できる。

このほか、コストパフォーマンスの良さや、アークが発生しても0.5秒で回路を遮断して火災を防ぐAFCI機能の搭載、発火リスクが低いリン酸鉄を正極材に用いたリチウムイオン電池の採用、現場での運搬・設置が容易なモジュール型ユニットの採用、一般負荷・特定負荷両方に対応可能な点、停電時でも自立運転機能により特定負荷への電力供給が可能なことなど、さまざまなメリットも評価する。

エクソルは今後、ファーウェイの蓄電システムを搭載した住宅向けソリューションの展開により力を入れるという。さらに、「今後は両社の協業範囲を一層広げていきたい」(楠田氏)として、ファーウェイとともに顧客の期待に応えるソリューションの開発、展開に取り組み、「停電のない世界」の実現に一歩一歩近づきたい考えだ。


 

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取材・文:具志堅浩二

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