太陽光発電

花王が2工場で新たに太陽光発電設備を導入、全量自家消費へ

花王は4月1日、自社が所有する2つの工場屋根に太陽光発電設備を新たに導入し、2019年2月1日から運用を開始したと発表した。年間約1,900MWhの発電により、約1,100トンのCO2排出量削減を見込んでいる。

環境配慮への
取り組みを活発化

花王はこれまで、事業活動による温室効果ガス排出量を削減する取り組みの一環として、再生可能エネルギーの導入を進めてきた。2018年1月に愛媛工場で太陽光発電設備(パネル容量:334kW)を導入したことを皮切りに、6月には、小田原工場で購入電力の40%を水力電源に切り替えた。さらに同年10月からは、愛媛工場において非化石証書を使用した電気調達を行い、購入電力のCO2排出ゼロ化に取り組んでいる。



CO2排出量は
年間1,100トンに

今回、花王が導入した太陽光発電設備による2工場の合計発電量は、年間で約1,900MWh。太陽光パネルの設置は、環境省の補助事業案件である「平成30年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」を活用したものだ。発電した電力は全量自家消費にあてられ、年間で約1,100トンのCO2排出量削減が見込まれている。

愛媛工場においては、2018年1月に導入済みの太陽光発電設備と今回の導入を合わせると、工場で使用している電力の100%が再エネ化されたことになる。

花王グループは、マレーシアやタイ、中国、アメリカなどの海外工場にも太陽発電設備を導入しており、今後もさらに再エネシフトを進めていく考えだ。

DATA

花王ニュースリリース


文/旗見知也

関連記事

2019/01/07 | 政策・マーケット

CO2削減に向け、実現すべきは「EV100%」

アクセスランキング

  1. 日本企業が「RE100」に続々と加盟、各社のエネルギー計画は?
  2. JPEA、破損した太陽光パネルを適正処分できる企業一覧を公表
  3. 風車の種類は大きく2種類!? 風力発電入門講座
  4. 地域を潤す再エネ事業「シュタットベルケ」の神髄がここに!
  5. 2019年春スタートの「森林経営管理制度」バイオマスへの影響は?
  6. 今さら聞けない! 仮想発電所(VPP)とは?
  7. 太陽光発電は全量買取から”余剰買取”へ! 工場はさらにメリット大
  8. 養殖マグロで発電!? 小学生のエネルギー戦略が凄い!
  9. 2030年度には電力小売事業の「PPA」が市場規模400倍に
  10. 新電力は”不健全なビジネス”か? 福島電力の破綻が意味すること
 

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.29 / ¥0
2019年4月26日発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ 太陽光業界最新ニュース