太陽光発電

LONGiが各国第三者機関から世界No.1の高評価を獲得! 高出力モジュールも新たに発表

単結晶シリコン太陽電池モジュールのリーディングカンパニー、LONGi Solar(ロンジ・ソーラー)が各国第三者機関からの最高評価を立て続けに取得した。そして、このほど最高出力435Wモジュールを新たに発表し、話題を集めている。

欧米ほか各国第三者機関から
最高評価を取得!

ソーラージャーナル29号(2019年4月発行)でも、ロンジ・ソーラーがドイツのTÜVRheinlandなど複数の第三者機関から最高評価を受けたことを報じたが、同社の勢いは増すばかりだ。今年6月、アメリカのRETC、ノルウェーのDNVGL、イギリスのBNEFから、それぞれ新たにトップクラスの評価を受けた。

アメリカ有数の試験機関であるRETC(Renewable Energy Test Center)は、モジュールメーカー46社が製造した150種類以上、2500枚以上のモジュールを個別にテストし、その結果を公表した。このテストは、RETCが初めて実施したモジュール性能の包括的評価であり、ロンジは信頼性・製品性能・品質の全3部門で「High Performance(優秀な成績)」と認められた。なお、46社のうち、全3部門で「High Performance」を取得したのは、ロンジを含め世界に2社だけだ。

ノルウェーに本社をもつ世界最大の独立エネルギー諮問・認証機関DNV-GLは、毎年「PV Module Reliability Scorecard(太陽電池モジュール信頼性スコアカード)」を公表し、一定の基準を満たしたメーカーをトップ・パフォーマーとして認定している。今回からは、太陽電池モジュールの信頼性・性能評価機関であるPVEL(PV Evolution Labs)も試験・審査に加わり、共同でその結果を発表した。

今年、晴れてトップ・パフォーマーの称号を得た会社は、世界で15社のみ(昨年は22社)。試験は4カテゴリーからなるが、全カテゴリーでトップ・パフォーマーとなっているのは3社のみで、その内の1社がロンジ・ソーラーだ。ちなみに同社は、3年連続で全カテゴリーにおいてトップ・パフォーマーとなっている。

倒産リスクが最も少ない企業
財務の安全性も世界トップ!

BNEF(Bloomberg New Energy Finance)は、モジュールメーカーを対象とした倒産リスク評価を実施しているが、ロンジはこのほど、最もリスクが少ない企業として世界No.1にランクされた。

これは企業の財務上の安全性を審査するものであり、ロンジはこれまでも一貫してトップクラスの成績を収めてきた。今回の結果は、同社が世界で最も財務上安定したモジュールメーカーであることを、客観的に裏付けている。

●BNEF(ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス)による、各社のアルトマンZスコア


出典:Bloomberg New Energy Finance「2Q 2019 Global PV Outlook」2019年5月22日

ソーラーの財務基盤の健全性は、同社が公表している財務諸表(下グラフ参照)からも読み取ることができる。総資産、売上高が毎年着実に伸びている一方で、負債率はほぼ横ばいをキープしている。

●総資産

●売上高

●負債率


※ 負債率=総負債÷総資産であり、日本における金融用語の「負債比率」(=負債÷自己資本) とは異なる。

また、生産能力の推移に伴い、研究開発(R&D)投資も増え続けており、売上高に対する研究開発費の割合は、一貫して高い水準で推移している。

将来への投資を惜しむことなく、財務上の健全性を最高レベルで確保している点は、高く評価されるところだ。

●生産能力の推移

●研究開発(R&D)支出の推移

最高出力435Wを実現
1500Vにも対応!

各国第三者機関の最高評価が続くなか、ロンジ・ソーラーが発表した新シリーズにも期待が高まっている。新世代高出力モジュールHi-MO4m(ハイモ・フォー・エム)とHi-MO4(ハイモ・フォー)[両面発電]だ。

Hi-MO4mは、高効率単結晶PERC技術とハーフカットセル構造に加え、新たに6本バスバーを採用し、大幅な出力アップ(420〜435W)を実現した。さらに、日本でも急速に普及が進むシステム電圧1500Vに対応。モジュール直列数を増やした効率的なストリング設計で、システムコストのさらなる低減を図ることができる。

また、Hi-MO4は、ハーフカットセルと両面発電構造のパッケージング技術によって、裏面側で8〜20%の出力追加を実現した。新シリーズは、従来のHi-MO3と比べ、BOS(太陽電池モジュールを除く周辺機器、工事などの)コストで約7%、LCOE(均等化発電原価)で1・4%の削減が可能になると試算される。

新製品の発表にあたり、ロンジグループ総裁の李振国(リ・ジェングオ)は次の様に述べている。「効率的に市場で勝つことと、費用対効果が高く、品質も優れた製品をつくることが、我々の技術革新です。Hi-MO4シリーズは、電気料金削減とグリッドパリティ促進に重要な役割を果たすと期待しています」。

新シリーズHi-MO4m 420~435W

6本バスバーにより高出力を実現
新世代の高効率単結晶PERCセル

6本バスバーと次世代新規格ウェハの採用で従来製品比+13~14%の出力アップを実現。モジュール中央部で長辺方向に分割したセル配線により、部分的な影がかかっても大幅な出力低下を起こしにくい構造になっている。システム電圧1500Vに対応し、さらなる発電コストの低減を期待することができる。

問い合わせ

LONGi Solar Technology株式会社
東京都千代田区大手町2-6-1
朝日生命大手町ビル24階
TEL:03-3516-6300


取材・文/廣町公則

SOLAR JOURNAL vol.30(2019年夏号)より転載

Sponsored by LONGi Solar Technology株式会社

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