太陽光発電

太陽光発電設置前に絶対知っておくべきコト【後編】

我が家にも太陽光発電を設置したい。けれど、日本の太陽光発電は世界より特異性があるらしい⁉前編に引き続き、安心・安全の太陽光発電設置のために知っておくべきこととは?

太陽光発電を設置したい! 設置前に絶対知っておくべきコト【前編】

2012年の固定価格買取制度(FIT)導入以前から普及が進む日本の住宅用太陽光発電。今後の更なる普及には、日本の常識を世界の基準に近づける必要があるという。世界の太陽光発電に精通しているプロインゾ ジャパン代表の伊集院誠氏に話を聞いた。

sj_pro20160802_06

火災保険会社と提携し
万全の補償制度を構築

JSEMAでは、補償制度の運営も行っています。同協会の基準に従って適正に施工し、維持・管理している物件に不具合が生じた場合には、施主様に対して、その内容に応じて補償を行うというものです。保険契約は、提携保険会社(三井住友海上火災保険株式会社)と同協会の間で結ばれ、施主様は同協会と維持・管理契約を結ぶことにより、この補償制度の適用を受けることができます。

新規に設置する太陽光発電システムだけでなく、既に設置しているシステムに対しても、維持・管理に関する補償は可能です。現場調査や施工状態のチェックをして、診断書を作成、修繕が必要な場合はJSEMAの会員企業によるサポートや紹介を行います。システムの維持・管理・記録保管と補償制度により長期的な安心を担保してくれるのです。

維持・管理の専門家
太陽光設備診断士を育成

JSEMAの取り組みは、太陽光発電設備のオーナーである施主様にのみ利益をもたらすものではありません。全国各地で太陽光発電設備を取り扱う販売店様、施工店様にも大きなメリットをもたらします。維持・管理・記録保管の主役になるのは、地域に根差して活動する販売・施工店様だからです。

協会では、もっとも重要な活動の1つとして「太陽光設備診断士」の育成に取り組んでいます。太陽光設備診断士は、それぞれの地域で施主様の発電設備の維持・管理・記録保管を行う、いわば“かかりつけ医”のような存在です。販売・施工店様が、太陽光設備診断士になれば、施主様や住宅建築側の工務店様との信頼関係が長期にわって醸成され、ビジネスチャンスも着実に拡がっていくことでしょう。

そして、こうした取り組みはエネルギーの自給自足・地域密着を目指す、私たちプロインゾの想いにも応えてくれるものと確信しています。

PV業界に新風を吹き込む販売店・施工店を募集!
sj_pro20160805_02
プロインゾでは、本年よりJSEMAに加盟し、手を携えての活動を開始しました。弊社が培ってきた知見・ノウハウは、協会のために惜しみなく提供してまいります。私たちプロインゾとJSEMAは、施主様や地域の住宅建築者様、販売・施工店様それぞれが幸せになれる、そんな業界をつくりたいと願っています。
PV業界を変革したいと考えている販売店さん、施工店さん、私たちの仲間になりませんか。これまでのメーカー保証の制度ではなく、自ら設計・施工・維持・管理・記録保管ができる事業者として、力を合わせていきましょう。
地域に根を下ろした販売・施工店様が、しっかりと利益を確保しながら、長期にわたってビジネスを続けていくことができる……そんな業界を共につくっていきましょう。
(プロインゾ ジャパン代表伊集院 誠氏談)

12

関連記事

アクセスランキング

  1. 「FIT制度」の次のステップ「FIP制度」って?
  2. なぜ日本で洋上風力が広まらないのか? 参入における2つの障壁とは
  3. 電力会社が再エネに注力! 重い腰が上がり始めた背景とは(前編)
  4. 大好評「PVビジネスセミナー」9/24(火)に大阪で開催!
  5. JPEA、破損した太陽光パネルを適正処分できる企業一覧を公表
  6. 風車の種類は大きく2種類!? 風力発電入門講座
  7. 経産省、「発電側基本料金」の導入へ! 全発電種にkW一律の課金・調整措置の行方は?
  8. 太陽光発電は全量買取から”余剰買取”へ! 工場はさらにメリット大
  9. 「再エネ海域利用法」とは? 新法の狙いと仕組みを解説
  10. 今さら聞けない! 仮想発電所(VPP)とは?

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.30 / ¥0
2019年7月31日発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ 太陽光業界最新ニュース