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長期脱炭素電源オークションの初回の約定結果によると、全体で976.6万kWが約定した。電源方式別では蓄電池で募集容量を大きく超える応札があった。水力、太陽光、風力の応札はなかった。
初回の長期脱炭素電源オークション、976.6万kW約定。蓄電池で厳しい競争
今年1月、脱炭素電源への新規投資を促す長期脱炭素電源オークションが始まった。市場管理者である電力広域的運営推進機関(広域機関)に、第1回オークションの手応えと今後の展望について語ってもらった。
市場運用者・広域機関に聞く、長期脱炭素電源オークションが目指すものとは?
カーボンニュートラルの中間目標2030年まで残り数年、必ずしも順調な道筋とは言えない中で、国、自治体、企業のレベルで最終の2050年脱炭素の検討が始まっている。電力の100%脱炭素化にせよ、熱や運送、サプライチェーンでの達成にせよ、単純に再エネを拡充することと100%完全達成することとの差は、計り知れないほど大きい。
脱炭素“100%の罠” ~完全達成のリスクとチャンス~
東京都の2024年度当初予算案は、再生可能エネルギーなどの拡充に1970億円と、前年度の2倍以上の事業費を計上している。ペロブスカイト太陽電池やアグリゲーションビジネスの普及を支援する。
東京都の2024年度予算案 次世代太陽電池やアグリゲーションビジネスを支援
発電事業者にとって、需要家にとって、すべての再エネ関連事業者にとって、大きな影響を及ぼすことになる制度改革が続いている。それは社会に何をもたらし、ビジネスをどう変えていくことになるのか? 発電側課金、脱炭素オークション、非化石価値取引、いま注目すべき3つの動きを整理した。
2024年度の脱炭素ビジネス【発電側課金・脱炭素オークション・非化石価値取引】
世界のテック企業が集積するシリコンバレー。脱炭素の最先端を追って、シリコンバレーを訪れた筆者が感じたままにレポートする。
【米国シリコンバレーから現地レポート】これが脱炭素の最前線だ!
嵐のようなエネルギー費高騰が収まり、再エネ拡大への企業などの取り組みが落ち着きを見せてきた。電気代の値上がり対策に汲々(きゅうきゅう)としていた頃と違い、同じ再エネ電力の導入にもしっかりしたコンセプトが加わっている。今回のコラムでは、企業の新しい脱炭素の動向にスポットをあてる。
再エネ拡大の新たな原動力 ~脱炭素推進による「企業のブランド戦略」~
nonFIT時代を迎え、全国的に広がりをみせるコーポレートPPAや、蓄電池導入の先進事例などの業界動向を解説! 国内外の最先端テクノロジーやDX支援、求人動向などの最新情報を発信して、2024年のビジネスチャンスを読み解く。
【PVビジネスセミナーレポート】国の政策動向と蓄電池・PPAの先進事例
地元や市民に対するカーボンニュートラルの旗振り役は一義的に自治体であるが、住民の脱炭素意識が思うように上がらないことが悩みとして浮かび上がってきた。今回のコラムでは、実現の重要なカギである市民の脱炭素について取り上げたい。
自治体が脱炭素で悩む、市民の意識向上と実践の難しさ
世界の太陽光発電市場を牽引するパワーコンディショナ最大手、SUNGROW(サングロウジャパン)が「長期脱炭素に向けて」と題するセミナーを開催。社外の有識者も招いて市場環境の分析を行うとともに、それぞれの課題に対応する各種ソリューションを紹介した。