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LONGiがまた世界記録更新! 単結晶PERCモジュールの変換効率で20.83%!

単結晶シリコンモジュールのグローバルリーダー、LONGi Solar。その変換効率の高さは折り紙付きだが、11月8日に単結晶PERCモジュールで20.83%を達成し、またしても世界記録を塗り替えたことを発表した。

今年だけで4回も記録更新
世界のトップをひた走る

LONGi(ロンジ) Solarは、11月8日、60セルPERCモジュールの変換効率で20.83%を達成し、単結晶PERCモジュールの変換効率の世界記録を更新したことを発表した。2018年だけでも、4回目の記録更新となる。変換効率のテストは、独立系の第三者試験機関であるTÜV SÜDが実施した。

モジュール変換効率は、太陽光発電のLCOE(均等化発電原価)削減に直結する。変換効率が高ければ高いほど、コスト削減が可能となり、顧客満足へもつながる。

LONGiは、単結晶モジュールに特化し、変換効率の向上に注力して、業界をリードしてきた。とりわけ、業界におけるPERCの変換効率向上では、圧倒的な強さを誇っている。

LONGiの呂俊(リュ・ジュン)副社長は、今回の発表にあたって「LONGiはこの数年、PERC技術の限界を押し上げる努力を続けてきた。そして、今回達成したモジュール変換効率の新たな成果は、PERCの開発の余地を実証した。今後3年間、PERCがPVシステムの発電効率と信頼性を効果的に向上させ、LCOEを低減し、顧客に更なる大きな利益をもたらす、より大きな技術的な可能性があると我々は確信している」と自信を見せている。

なお現在、LONGiの全てのセル生産ラインは、次世代高効率PERC製品に対する世界市場からの需要に応えるべく、PERCにアップグレードされているという。

DATA

LONGi Solar Technology 株式会社

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2018/03/05 | 編集部からのお知らせ

高効率・高出力を支える「PERC技術」って何?

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