編集部からのお知らせ

2.6MWの「メガソーラーシェアリング発電所」が岩手県で完成!

岩手県に、出力2.6MWの「メガソーラーシェアリング発電所」が誕生した。太陽光発電と大麦栽培を両立した営農型太陽光発電所で、地域創生にも貢献するという。

太陽光で発電すると同時に
その下の農地で大麦を栽培

7月18日、リニューアブル・ジャパン、東急不動産、日本アジア投資の3社は、岩手県一関市で建設中だった営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)が完成したことを発表した。出力2.6MWの「メガソーラーシェアリング発電所」だ。

最大の特徴は、太陽光による発電と、大麦の栽培を両立している点。耕作に必要な太陽光を確保するために、太陽電池モジュールを一定の間隔を空けて配置した。また、モジュールと地面との間にも適切な高さをとり、大型農機で作業できるようになっている。


完成したメガソーラーシェアリング発電所。大型農機で作業可能(出典:リニューアブル・ジャパン)

三菱電機の太陽電池モジュールを9,460枚設置し、パワーコンディショナはHuaweiの製品を採用。年間想定発電量は約3GWhで、これは一般家庭の約687世帯分の年間使用量に相当し、CO2は年間で約1,648トン削減できるという。

さらにこの発電所では、20年間にわたり、発電事業収入の一部を「営農支援費用」として一関市の藤沢農業振興公社に支払うことで、地域創生に貢献するとしている。

DATA

リニューアブル・ジャパン株式会社

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【2024年太陽光ビジネス】再エネは「長期安定電源」になる! 事業環境の整備に必須のリパワリング...
  2. 宮城県、森林保全へ再エネ課税 4月1日に全国初の条例施行
  3. 太陽光パネルの増設・更新を促進! 2024年度にルール見直し
  4. 太陽光発電所 銅線ケーブルの盗難被害が相次ぐ 銅の価格上昇が背景に
  5. 初回の長期脱炭素電源オークション、976.6万kW約定。蓄電池で厳しい競争
  6. 太陽光発電、盗難保険金が急増 持続的な保険提供が困難になる可能性も
  7. 最新春号の見ドコロ!「ソーラージャーナル」vol.49 4/30発行
  8. 脱原発完遂のドイツの電源構成、どうなるエネルギー費の再高騰リスク?
  9. 太陽光発電所の盗難被害が急増 外国人グループの犯行か
  10. 【 参加受付中!】2024年7月25日(木)「第30回PVビジネスセミナー」
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.49 | ¥0
2024/04/30発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ