編集部からのお知らせ

O&Mは「資産価値向上」がポイント! セカンダリー市場で求められること

太陽光発電のセカンダリー市場の拡大に伴い、ニーズが高まると予測されるO&M。今後のメンテナンスサービスに求められることは何か。スマートエナジー代表・大串氏が語る。

拡大傾向にある
O&Mのビジネスチャンス

今は太陽光発電業界がFITから自立する過渡期にあります。これからは新規案件だけでなく、中古売買の市場も拡大するでしょう。当社はO&Mサービスがメイン事業で、設備導入が増えればビジネスチャンスがどんどん増えていきますので、巷間言われるような曲がり角という感覚はありません。

太陽光発電設備の
資産価値向上が必要

一口にO&Mといっても、業界の現状としてはオペレーション(運用)が少なく、ほぼメンテナンス(保守)だけに偏っています。当社は発電した電気の価値を1円でも上げるため、アセットマネジメントという観点から、太陽光発電設備の資産価値の向上に貢献するサービスを提供しています。一方で、メンテナンスをなるべく早く安く提供するため、全国50ヶ所以上のサービスセンターに社員を置き、移動コストをかけずに駆け付けられる体制を整えました。

オーナーは十人十色で様々な需要があります。例えばIT技術で草刈が必要な場所を色分けしたり、シリアルバーコードで異常パネルをすぐに見つけられるようにしたり、顧客ごとにきめ細やかな対応をしています。我々は点検の際に「異常なし」は「仕事をしていないと同じだ」と社員に伝えています。必ず改善箇所があるはずですから。

プロフィール

株式会社スマートエナジー

代表取締役 大串卓矢氏


SOLAR JOURNAL vol.26(2018年夏号)より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【2024年太陽光ビジネス】再エネは「長期安定電源」になる! 事業環境の整備に必須のリパワリング...
  2. 宮城県、森林保全へ再エネ課税 4月1日に全国初の条例施行
  3. 太陽光パネルの増設・更新を促進! 2024年度にルール見直し
  4. 初回の長期脱炭素電源オークション、976.6万kW約定。蓄電池で厳しい競争
  5. 太陽光発電所 銅線ケーブルの盗難被害が相次ぐ 銅の価格上昇が背景に
  6. 太陽光発電、盗難保険金が急増 持続的な保険提供が困難になる可能性も
  7. 最新春号の見ドコロ!「ソーラージャーナル」vol.49 4/30発行
  8. 脱原発完遂のドイツの電源構成、どうなるエネルギー費の再高騰リスク?
  9. 【受付中】5/28(火) ケーブル盗難のリアルを知るための「太陽光のリスク管理」セミナー開催...
  10. 【 参加受付中!】2024年7月25日(木)「第30回PVビジネスセミナー」
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.49 | ¥0
2024/04/30発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ