編集部からのお知らせ

パネルの傷をその場で検出!ソクラテスター登場

太陽光パネルの傷は、発電量低下の原因にもなる太陽光発電事業者の敵。目視では発見が難しいため、高額な機械や専門家の手助けが不可欠とされていた。そんな中、傷の検出を手軽に行えるハンディ型の傷探索装置「ソクラテスター®Portable」が開発された。その機能とは?

クラックをその場で発見!
誰でもどこでも簡単に検査

クラックとは、太陽光パネルの内部に発生し、目視では見つけることのできない傷のこと。このクラックが進行すると、スネイルトレイルやホットスポットを引き起こし、発電量低下の要因になりかねない。
そこで開発されたのが、どこでも誰でも手軽にクラックの検査を行うことができる「ソクラテスター®Portable」だ。

「ソクラテスター®Portable」の特徴は以下の3点だ。

①渦電流磁気誘導方式を採用!
目視や光学的に検出の難しいクラックを、磁力を使うことで検出可能に。さらに、EL画像では識別困難な微細なクラックも「ソクラテスター®Portable」なら識別可能!

②場所を選ばずに検査が行える
単3電池4本で10時間作動するため、電源の取れない場所や照明のない夜間の作業場などで使用可能。さらに、連系中も開放中も検査できるため、コストと作業時間の大幅削減に!

③誰でも素早く簡単に使える
操作方法は、太陽光パネルに載せてスライドさせるだけ。備え付けられたセンサーがクラックを検出すると、LEDとブザーが鳴る仕組みになっている。ハンディ型のため長時間の検査もラクラクに行うことができ、別売の延長棒を組み合わせればより効率的に使用できる。

世界初のハンディ型の傷探索装置となった「ソクラテスター®Portable」。太陽光発電事業者の強い味方になってくれること間違い無しだ。

※特許出願中

DATA

株式会社 電子工学センター

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【第7次エネルギー基本計画の原案公表】40年度に太陽光は22~29%程度、風力は4~8%程度...
  2. 【経済産業省】FIT案件への制御が増加し、FIP案件への制御が大幅に減少の見通し...
  3. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  4. 太陽光による“地域再生”成功の秘訣とは?JPEAソーラーウィーク大賞、受賞者が語る【後編】...
  5. 【実証実験】横浜市が次世代型太陽電池の実証実験を開始‼
  6. 地域の合意形成を伴走支援 再エネ導入の新たなモデルに ~ 宮城県 再生可能エネルギー地域共生促進税条例を施行 ~...
  7. 太陽光による“地域再生”成功の秘訣とは? JPEAソーラーウィーク大賞、受賞者が語る【前編】...
  8. 第7次エネルギー基本計画、年内に骨子案を固める 脱炭素電源の構成比率が焦点に...
  9. 太陽光発電のプロ集団・エコ革 「ANDPAD」で顧客満足度をアップ!
  10. 【参加受付中!】2025年1月29日(水)「第32回PVビジネスセミナー」
太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.51 | ¥0
2024/10/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ