編集部からのお知らせ

大手架台メーカーが語る! EPC海外進出の展望

ドイツ、アメリカ、カナダ、中国、南アフリカに製造拠点を置き、日本では7000件、2GW以上の設置実績を持つ架台メーカー、シュレッター・ジャパン。世界中で認知度の高いグローバル企業が考える『今後の太陽光業界の展望』について、代表のドミニク氏にインタビュー。

FIT価格低下も
世界的に見ると最も高水準

架台の視点でお話しをすると、FITが下がって厳しいというのをよく聞きますが、世界的に見れば、日本はいまだに世界で最も高い水準にあります。今より下がり、競争入札になったとしても、我々の本拠地があるヨーロッパに比べると採算性はまだ良い方です。日本には積雪や台風といった特有の気象条件もありますが、それでも当社の架台は十分な競争力があるでしょう。

当社は創業が1968年で、1996年から架台を造っており、専業の架台メーカーとしては最も長い歴史があります。他社からよく20年保証の製品などが出ますが、実際に20年以上の経験がある唯一のメーカーだと思います。その分、長い年月を耐え抜いてきた高性能な架台を実績として残しています。

土地条件に合わせた
柔軟な対応がカギ

また、モデルチェンジもスピーディーです。日本国内ではゴルフ場や塩害の多い地域など、他国にはない厳しい条件がありますが、それでも大小合わせて7000件以上、2GW以上設置してきました。

さらに、グローバル向けの供給能力があります。日本のEPCなどはこれからの時代、東南アジアなどに進出していこうとしていますが、我々は世界中に拠点があるため、皆さんにとって海外進出をお手伝いできる数少ない架台メーカーだと思います。

DATA

シュレッター・ジャパン株式会社
代表取締役

ドミニク・グリュッツナー氏


取材・文/廣町公則 文/大根田康介

SOLAR JOURNAL vol.24より転載

関連記事

2018/06/28 | 編集部からのお知らせ

シュレッター、 新株主とパートナー契約を締結

2016/07/21 | 編集部からのお知らせ

いま、架台は「難地攻略」がキーワード!

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 国内最大級の348台分ソーラーカーポート設置で電力自給率20%達成へ
  2. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  3. 2025年度に日本市場300MWhの蓄電池調達 TAOKE ENERGYとCATL社が契約締結
  4. 放射冷却素材『SPACECOOL』で問題解決 熱トラブル停止「ゼロ」を達成した方法を初公開...
  5. 【参加受付中!】2025年4月22日(火)「第33回PVビジネスセミナー」
  6. AI技術を融合した「モジュール式蓄電システム」 高い安全性とコスト効率が強み...
  7. 【受付中】3/14(金) 盗難対策ウェビナー ~2025年最新情報と対策ノウハウ~
  8. 専門家に聞いた! 日本に「垂直ソーラー」が必要な理由とは?
  9. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
  10. 伊藤忠商事とEnphase(エンフェーズ)が業務提携。米国トップのマイクロインバーターついに日本販売...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.52 | ¥0
2025/1/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ