編集部からのお知らせ

日本人チームとの連携で顧客のケアと見通しに力を!

5大陸にまたがりオフィスを常設し、世界で2.5GW以上の施工実績を誇るNCLAVE社は現在特に日本市場に注力しているという。今回は今後の展望について日本支社のカントリーマネージャーを務めるアルバロ・エステージェス氏にお話を伺った。

海外勢の弱点である
文化の違いを超え日本市場に注力

当社は太陽光発電の固定架台や追尾式架台の開発を手掛けています。シェアとしてはスペインが最も多く、その次がドイツ。南アメリカ、アルゼンチン、チリも多いですね。アメリカ、オーストラリア、アフリカにもオフィスがあります。メインはヨーロッパ、南アメリカです。日本市場では2013年から、MFV Solarとの共同案件も含めてたくさん投資をしています。

日本人チームと協力して
言葉や文化の壁をカバー

当初は2人だけだった日本人社員も今や7人に増えました。向こう4、5年間は特に日本市場に注力していこうと考えています。現在、25MWの太陽光発電プロジェクトが山形県内で進行しており、そちらに架台を提供し、工事も行っています。これまでは言葉や文化の違いがウィークポイントでしたが、現在は、日本人のチームが日本人の顧客をケアすることで上手にカバーできています。これにより、日本でのサポート体制も充実させることができました。

短期的な見通しを立てることは当然ですが、市場の動向や日本政府の動きに目を配りながら、長期的な視点を持ってしっかりと日本の太陽光発電に貢献したいと考えています。

PROFILE

NCLAVE JAPAN株式会社太陽光発電架台・構造システム設置 カントリーマネージャー
アルバロ・エステージェス氏


取材・文/廣町公則、大根田康介

SOLAR JOURNAL vol.25(2018年春号)より転載

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