EV充電も対応! 自家消費ニーズを加速させる「最新蓄電システム」とは
2018/08/03
欧州各国が電気自動車(EV)への転換を表明している。日本においても本格的な自家消費時代の到来が予測される中、太陽光発電所の分散型システムを先導してきたデルタ電子が、新時代に対応する製品をリリースした。
すぐれた電源技術を生かして
再エネを活用した未来に対応
太陽光発電の分散型システムをパイオニアとして提唱してきたデルタ電子。信頼性の高いパワーコンディショナで定評のある同社は、そのすぐれた電源技術を活かして、「自家消費」「EVシフト」という2つの潮流を見据えたソリューションを展開している。
まず、自家消費時代に対応するべく開発したのがハイブリッド蓄電システム「SAVeR-H」だ。太陽光発電システムと蓄電システムを1台で制御できるパワコンにより、導入コストを大幅ダウン。産業用蓄電池も手がける同社ならではの高効率蓄電池をセットで提供。ライフスタイルにあわせて選べる4つのモードで、電気を無駄なく活用できるシステムだ。
また、EVシフトに対しては、新たに25kWモデルのEVチャージャーをリリース。同社のパワコンと同様、コンパクトさと高い施工性を兼ね備えている。CHAdeMO充電方式対応で、幅広く活用できる1台だ。
太陽光発電をはじめ、多様な分散電源がつながる未来に向けて、デルタ電子の電源技術がますます活躍の場所を広げている。
パワコン1台で太陽光発電と
蓄電池への充電をコントロール
デルタならではの高性能
ファンレスの静音設計
高精度の熱交換技術を採用することで、優れた静音性を実現。騒音による近隣トラブルを未然に回避。
軽量・コンパクトで屋外設置可能
パワコン27kg、蓄電池75kgという軽量設計。施工性が高く、壁に負担をかけずに設置が可能だ。
停電時にも電化製品を使用できる!
デュアルインバーター制御技術で、万一の停電時には自立運転に自動で切り替え。家庭の電化製品を平常通り使用することができる。
クラウドで万全のアフターサービス
外出時でもスマートフォンなどでシステムの情報をチェックできる。万一の故障時など、施工店・代理店にメールを送って早急な対応を可能に。
賢くつかえる4つのモード
売電優先モード
生活スタイルに合わせてスケジュールを設定し、蓄電池の充放電をコントロール。売電量を最大化する。
充電優先モード
蓄電池への充電を優先することで100%充電状態を保ち、非常用電源としての活用に備えられるモード。
自家消費モード
朝夕の電気使用ピーク時には蓄電池から電気を賄い、昼間は余剰電力をしっかり充電。夜間にはためた電気を使用して電気代を節約。
ピークカットモード
電気使用のピーク時に購入する電力を減らすため、設定値を超えると蓄電池から電気を補充。電気代を節約できる。