日本でも進む『電力シェアリングエコノミー』異業種との融合も

シェアリングエコノミーは
業界を超えた融合が大事

このように、各企業がブロックチェーン技術による電力システム改革に邁進している。そんな中、「電力シェアリングエコノミーには、業界を超えた融合が大事です」と、前出の酒井社長は訴える。

前回紹介したように、電力業界は既存の仕組みにとらわれない電力インフラを構築しなければならない。交通業界が電気自動車や自動運転、ライドシェアリングを進める中で、電力シェアリング網ができていく。建設業界なら、電源の分散化をより進めるため、住宅やビル、駐車場などのデッドスペースで太陽光発電設備が活用できる設計を考えればいい。IT業界は、ブロックチェーン技術を支える技術開発が大事だ。また、ブロックチェーン技術は通信技術あってこそだから、通信業界の役割は大きい。

この融合がさらに進めば、電力シェアリングエコノミーが既存の電力システムに大きな変革をもたらす。今はまさに革命前夜だ。


取材・文/大根田康介

SOLAR JOURNAL vol.27(2018年秋号)より転載

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