編集部からのお知らせ

日本のソーラーシステムは遅れている!? 自家消費時代を生き残るには?

太陽光発電が自家消費時代へ突入している今、日本の太陽光発電システムは他国に比べて遅れをとっているという。太陽光発電設備の施工を行う、株式会社エコライフ・インターナショナルCEOの井手錠氏は「これからは海外にも目を向けるべき」と語る。

海外に打って出て
あらゆるニーズに応える

日本の太陽光発電業界は、間違いなく原点回帰していきます。市場が売電収入目当てから、自家消費型になるからです。住宅用及び工場用に目が向けられるでしょう。

当社はFIT価格が仮に来年15円になっても、12円までは対策できています。撤退する企業もずいぶん増えましたが、FITが下がっても事業継続するための知恵がないから、そんな事態になるのです。

日本のソーラーシステムは遅れています。だからこそ、これからは海外に目を向けないと日本企業は生きていけません。当社はハワイやドバイに海外法人を作りましたが、1〜2年で日本での売上を抜くでしょう。

逆に、日本では知られていない、米国、スイス、イタリア、ドイツ、マレーシア、UAEの優れた商品やシステムを導入紹介してゆきます。当社をご愛顧いただくオーナーの方々は、イノベーティブなことを続ける当社に勝るソーラー関連企業はない、と理解していただいております。

施工会社がパネルメーカーを完全に超えてしまったEcoMaxシリーズ(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ)と日本市場未上陸だった海外の特徴をもったモジュールのレパートリーは8種類を超え、現場の特性やオーナー様の意向を擦り合わせながら、他社ではできない発電所を次々に設備し続けます。

プロフィール

株式会社エコライフ・インターナショナル

会長兼CEO 井手 錠氏


SOLAR JOURNAL vol.27(2018年秋号)より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 国内最大級の348台分ソーラーカーポート設置で電力自給率20%達成へ
  2. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  3. 2025年度に日本市場300MWhの蓄電池調達 TAOKE ENERGYとCATL社が契約締結
  4. 放射冷却素材『SPACECOOL』で問題解決 熱トラブル停止「ゼロ」を達成した方法を初公開...
  5. 【参加受付中!】2025年4月22日(火)「第33回PVビジネスセミナー」
  6. AI技術を融合した「モジュール式蓄電システム」 高い安全性とコスト効率が強み...
  7. 【受付中】3/14(金) 盗難対策ウェビナー ~2025年最新情報と対策ノウハウ~
  8. 専門家に聞いた! 日本に「垂直ソーラー」が必要な理由とは?
  9. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
  10. 伊藤忠商事とEnphase(エンフェーズ)が業務提携。米国トップのマイクロインバーターついに日本販売...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.52 | ¥0
2025/1/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ