卒FITはどんな未来につながっている? 「再エネ価値」のP2P取引も!

だれの電気がどこに行くか

みんな電力では、「誰の電気がどこに行くかが見える」をモットーに、独自のブロックチェーンP2P電力取引システムを開発した。電力の生産者と需要家の直接取引により、電力の個別売買をできるようにするものだという。

ENECTパワープールと名付けられたプラットフォームで、RE100企業や自治体などが、希望する電源を指定して電力を購入する。買取先との間で個別に価格を決められるので、卒FIT電力においては、RE100企業などに再エネ価値を評価した価格で買い取ってもらうこともできる。

需要家向け再エネ小売取引の事例

みんな電力では、実証事業を経て独自プラットフォームを商用化させた。発電事業者も需要家も特定できるので、電源証明にも有効。再エネ価値の見える化も期待できる。

出典:みんな電力HP


分散型エネルギー社会へ

卒FIT電力は、系統の呪縛から解放される。その出現は、分散型電源としての太陽光の意義を、改めて思い起こさせる。多様な分散型電源が大規模電源と共存し、エネルギーを相互に融通しあう分散型エネルギー社会。卒FIT電力には、それを牽引する力がある。

2019年11月、太陽光発電の新しい時代が幕を開ける。日本のエネルギーのあり方が、少しずつ変わっていく。

分散型エネルギー社会のイメージ

出典:資源エネルギー庁


SOLAR JOURNAL vol.30(2019年夏号)より転載

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