編集部からのお知らせ

スマートエネルギーWeekの季節が到来! 2020は蓄電池が熱い!

FITの抜本的見直しや卒FIT住宅の増加など、大きな変化が待ち受ける太陽光マーケット。多くの初出展企業が出揃うスマートエネルギーWeekで、2020年の激動を乗り切るビジネスヒントを手に入れよう!

蓄電池・自家消費・O&M
注目企業が今年も集結

2月末に開催される日本最大級の新エネルギー関連展示会「スマートエネルギーWeek」。太陽光市場が落ち着きを見せるとはいえ、「展示会も盛り下がっているだろう」と考えるのは早計だ。初出展企業を多数含む合計1520社が一同に会し、今年も盛大に開催される。 
 
まず、卒FITや自家消費トレンドによって注目を集める「蓄電システム」が勢揃い。パワーウォールの販売を開始したTeslaは、産業用のパワーパックを出品。国産メーカーとして存在感を放つニチコンは、新たに12kWhモデルを発表する。なんと、あのノーベル化学賞受賞者・吉野彰氏による記念講演も行われるのだから驚きだ※。 

※1月14日時点で本会場が満席となったため、中継会場を別途用意している。中継会場の案内も満席になり次第、終了となる。

続いて、自営線業務など新たなサービスが登場する「自家消費」関連では、特別構成のセミナー群が見逃せない。レジリエンスやVPPといった“抑えておきたい”テーマの講演も充実し、「プラスチック資源循環フェア」も開催されるなど、環境問題にも目が行き届いている。 
 
FIT抜本見直しをはじめ、激震が控える2020年の太陽光業界。未来を変えるヒントが、今年も東京ビッグサイトであなたを待っている。
 

ノーベル化学賞受賞記念講演
リチウムイオン電池と環境問題

旭化成 名誉フェロー

吉野 彰氏


吉野氏は特殊な炭素材料を使った組み合わせ電池の基本構成を確立した。このリチウムイオン電池は小型軽量で高性能のため、スマホやノートパソコンなどモバイル機器の普及に貢献した。
 
吉野氏がより多くの電気を安全にためられる電池を発明したことで、電気自動車や太陽光発電にも活用されているので、環境問題への貢献も非常に大きいといえるのではないだろうか。

自家消費やレジリエンスに大活躍
産業用・住宅用のどちらの蓄電池も見逃せない!

卒FITの開始によって急速に需要が高まる住宅用蓄電池。自家消費システムに適した産業用蓄電池も充実のラインナップだ。
 

注目住宅用蓄電池①

ニチコン
【蓄電システム】


太陽光発電システムと連携して自家消費ができ、災害時には非常用電源としての機能を持つ。万一の時の安心・安全が確保できる。
 

注目住宅用蓄電池②

村田製作所
【住宅用All-in-One蓄電池システム/HVDC蓄電池ユニット】


蓄電池ユニットとパワーコンディショナを一体化したハイブリッド型蓄電システム。リン酸鉄リチウムイオン二次電池を使用し、高い安全性と長期サイクル寿命を実現する。
 

注目住宅用蓄電池③

CONNEXX SYSTEMS
【家庭用蓄電システム BB0040CT4】


高い安全性と優れた低温特性を備えた、省スペース・省重量のバッテリーとして、一般住宅での自家消費用に。
 

注目産業用蓄電池④

電菱
【密閉型鉛蓄電池DENRYO BATTERY】


放電深度50%で500サイクル以上、長寿命のシステムデザインが可能。液漏れしない完全密閉の構造、メンテナンスフリーで補水の必要なく使用できる。
 

注目産業用蓄電池①

Tesla Motors Japan
【パワーパック】


Tesla製 産業用蓄電池。VPPにも活用可能。蓄電容量は58kWh~無限大に拡張可能です。商業用に加え、系統用としてもお使い頂けます。
 

注目産業用蓄電池②

NEC ESS事業部
【GSS 大型リチウムイオン蓄電システム】


系統向け大型リチウムイオン蓄電システム。周波数調整や需給調整、また再エネのタイムシフト制御等の多く用途に合わせた、蓄電アプリケーションでの多様な制御が可能です。
 

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