編集部からのお知らせ

新型コロナで電力・ガス料金の支払い1ヶ月延長 3月25日から受付

拡大する新型コロナウイルス感染症の影響。電力・ガス各社は、各種料金の支払い期限を1ヶ月延長すると発表した。対象は、緊急小口資金又は総合支援資金の貸付を受けた人で、3月25日から受付中だ。さらに、在宅勤務を応援する電力プランなど、各社から新サービスも登場している。

延長、適用には申込みが必要
電力・ガスの他に水道、通信も

2020年3月19日、経済産業省は電力・ガス事業者に対し、新型コロナウイルス感染症の影響で、電気・ガス料金の支払いが難しい人を対象に、支払いの猶予などについて、柔軟に対応するよう要請した。

これは、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部による「生活不安に対応するための緊急措置」(2020年3月18日発表)を踏まえたものだ。

これを受け、電力・ガス各社は各種料金の支払いを1ヶ月延長する特別措置を発表。

特別措置の対象は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、緊急小口資金又は総合支援資金の貸付を受けた人だ。特別措置を受けるには、電気・ガスの使用者からの申し込みが必要で、各社は3月25日から申し込みを受け付けている。

「生活不安に対応するための緊急措置」では、他にも上下水道料金やNHKの受信料、電話料金などの公共料金、社会保険料や国税・地方税についても、迅速かつ柔軟に対応するよう要請している。

在宅勤務・自宅学習の支援策も

北海道電力では、子どもの自宅学習の支援策として科学の実験・工作キットを無料配布した。

これは、現在休館中の同社の「科学であそぼ おもしろ実験室」で使用しているもので、小中学生向けの教材だ。3月11日に第1弾として、道内在住の900名に、同26日には1,000名に配布した。いずれも受付は終了している。

また、丸紅新電力では在宅勤務などで電力料金が増えている家庭向けに「在宅応援キャンペーン」を実施している。

丸紅新電力の公式WEBサイトからの新規の申込みを対象に、Amazonのギフト券3,000円分をプレゼントするという内容だ。

対象のプランは、従量電灯A~Cの「プランS」と従量電灯Cの「プランL」で、申込み期間は3月9日から4月12日までとのこと。

DATA

経済産業省プレスリリース「新型コロナウイルス感染症の影響を受け、電気料金の支払いなど生活に不安を感じておられる皆様へ


文/山下幸恵(office SOTO)

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【新技術】カーボンナノチューブ電極を用いてペロブスカイト太陽電池の耐久性を大幅改善!...
  2. 【参加受付中!】2025年1月29日(水)「第32回PVビジネスセミナー」
  3. エネ基で“標的”になった太陽光発電と、原子力発電の本当の実力
  4. 【リサーチ】住宅向けの太陽電池市場は成長軌道にあるが、人口減少に伴って縮小傾向になる⁉...
  5. 《東京都の補助金解説》エネマネで太陽光・EV・充電設備・ERAB事業のメリットを最大化!...
  6. 【第7次エネルギー基本計画の原案公表】40年度に太陽光は22~29%程度、風力は4~8%程度...
  7. いつまで続けるのか、ガソリン補助という愚策
  8. 【受付中】2/13 東京都の補助金で加速!《エネマネ》セミナー ~EV、充電設備、ERAB最新事情~...
  9. グリッドコードとは? 太陽光発電事業者も知っておくべき系統運用の新ルール...
  10. 来年度政府予算案 需要家主導型事業に前年度並み 98億円を計上
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.51 | ¥0
2024/10/31発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ