編集部からのお知らせ

シャルル・ド・ゴール空港など、空港電力の再エネ比率高まる。地熱やバイオマスなど活用

フランスでは、2030年までのカーボンニュートラルに向けて、様々な取り組みが進んでいる。今回は、首都圏の空港電力の対応に注目する。

上の画像:シャルル・ド・ゴール空港に建てられた地熱発電所。©Zoo Studio, Groupe ADP

国内需要は国内生産で賄う
首都圏の空港電力を再エネで

パリ近郊で3つの空港を運営するパリ空港公団が、再生可能エネルギーの比率を増やしている。国内線中心のオルリー空港は地熱、プライベート機のル・ブルジェ空港はバイオマス、国際線が集まるシャルル・ド・ゴール空港ではヒートポンプに加え、2024年から地熱も稼働予定だ。

同公団は国内南部3県にあるソーラーファームとも21年間の電力購入を契約。3空港の電力使用量の1割、または照明用電力の半分を新たに再生可能電力で賄う。


文:Yukinobu Shuzui

SOLAR JOURNAL vol.37(2021年春号)より転載

関連記事

太陽光関連メーカー一覧

アクセスランキング

  1. 【EMS専門家が監修】系統用蓄電池のビジネスモデル、他社に差をつけるためのEMSの基礎知識...
  2. 【補助金】住宅の省エネ基準適合義務化 国の新たな補助金・支援制度まとめ...
  3. 積水化学工業がペロブスカイトを量産化! 2030年にはGW級の製造ライン構築を目指す...
  4. AI・データセンターのRUTILEAが蓄電所に参入。HUAWEIの蓄電システムが選ばれた理由とは?...
  5. 【参加受付中!】2025年6月10日(火)「第34回PVビジネスセミナー」
  6. 【北村さんコラム】花開くか、系統用蓄電池ビジネスの未来
  7. 第7次エネルギー基本計画を閣議決定 太陽光の比率を 23~29%程度に変更...
  8. HUAWEI 新型蓄電システム、3機種を一挙公開 産業用・住宅用ともに「安全性」を徹底追求...
  9. 【FIT/FIP大幅改正①】初期投資支援スキーム、始動! 屋根設置太陽光に追い風!!...
  10. 環境省、営農型・水面型太陽光発電の導入支援補助事業 第1次募集を開始...
広告お問い合わせ 太陽光業界最新ニュース

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.53 | ¥0
2025/4/10発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ