政策・マーケット

米シンガーが環境保護を喚起「100年後の地球に向けたレコード」発表

音楽プロデューサーで歌手のファレル・ウィリアムスは、環境活動家としても有名。国連でのスピーチに続き、フランスのコニャック会社とのユニークなコラボで「今こそアクションを起こすべき」と訴える。

地球は一つしかないことに
気づいているか?

「俺は二つの大きな問題に情熱を燃やしている。一つは気候変動、もう一つは教育だ。気候変動は、今、最も重要な問題でこの地球の存在を脅かすものだ」とThe Guardian誌のウェブサイトが掲載したビデオレターで語るファレル。

映画『不都合な真実』でお馴染みの、アメリカ元副大統領で環境活動家のアル・ゴアと組んでライブ・アースのイベントにも関わった彼は、国連でこうスピーチした。「地球を救うための努力として、アクションを起こす時が来た。我々の行いは、地球は一つしかないということに気づいているとは信じがたいものだ。今日、私がここで最も伝えたいのは、我々はすでにトラブルに陥っているけれど、それを変えられるということ。この地球は我々の家なのだから」と語り、すぐに行動を起こすべきだと訴えた。

曲が聴きたいなら、
今すぐアクションを!

また、ファレルは昨年秋にフランスの有名なコニャック会社レミーマルタンのユニークな環境問題の取り組みにも参加した。オリジナル曲「100 Years:The Song We’ll Only Hear If We Care」を制作したファレルは、粘土で制作されたレコードに録音した同曲を、特別イベントで1回だけ演奏。そのレコードは、同社のセラー内にある、100年後まで解錠されない金庫に入れられた。

もし我々が気に掛けるのなら(If We Care)、気候変動に歯止めがかかり、100年後に金庫が開いたときにこのレコードを再生することができる。しかし、ケアしなければ、水位が上がり、セラーが水没する。そうしたら粘土製のレコードは溶けてしまい、再生は不可能だ。タイトルが示す通り、「地球をケアするのなら曲は聴ける」のだ。

この”アクション”でファレルが伝えたいことは明確だ。聴きたいのなら、今すぐアクションを起こし地球をケアしよう!

プロフィール

ファレル・ウィリアムス
Pharrell Williams

1973年バージニア州出身。シンガー・音楽プロデューサー。10代の頃からプロデュース業を行う。これまでにグラミー賞で計11冠に輝いている。今年7月、ヒップホップ・ロックグループN.E.R.Dとしてフジロックに出演するため来日。


取材・文/はせがわいずみ

SOLAR JOURNAL vol.26(2018年夏号)より転載

関連記事

アクセスランキング

  1. 発電量を最大化するモニタリングシステムとは? 導入企業も多数!
  2. O&M協議会、初の技術セミナー「驚きのトラブルと解決法」が多数!
  3. 大手電力会社の「卒FIT」対応は? 転機の2019年を前に第一報が続々!
  4. ソーラーシェアリング特集号第2弾! アースジャーナルvol.06発売
  5. 太陽電池モジュールを巡る、米国における”貿易摩擦”と”輸入制限”
  6. 東北電力「出力制御の準備」訴え、来春には再エネ電力が需要の65%に
  7. 頻繁に変更される未稼働案件ルール、今度は「変更整理表」更新
  8. JPEA、破損した太陽光パネルを適正処分できる企業一覧を公表
  9. エネ庁が未稼働案件への対応決定、「価格切り下げ」の原則は変わらず
  10. 出力制御は珍しいことではない? 再エネ先進国では”ごく日常的”

フリーマガジン

「SOLAR JOURNAL」

vol.27 / ¥0
2018年10月31日発行

お詫びと訂正

ソーラー電話帳 SOLAR JOURNAL メディアパートナーズ 太陽光業界最新ニュース