太陽光発電

業界初!シャープが20年間保証付き新モジュール発表!

シャープは11月20日、都内において住宅用の単結晶太陽電池モジュール「BLACKSOLAR」4機種を発表した。

エネルギーシステムソリューション事業本部の横田雅浩副本部長は、「ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)のニーズは高まっており、発電量のアップが求められている。さまざまな電気を蓄電して制御し、たっぷりと発電するクラウド蓄電池システムの提案を推進していきたい」と話した。

続いてソーラーシステム事業部の五角博純副事業部長が特長を説明。新製品では、モジュールのセル裏面に電極を配置するバックコンタクト構造を採用している。

従来モジュールは電極が受光面にあるため電極の影ができ、受光面積は94%だった。これに対し、バックコンタクト構造は、文字通り電極を裏面に配置することで受光面積を100%にすることが可能になった。
また裏面に配置することにより、100本以上の電極数を配置することを可能とし、送電効率は3%アップ。こういったセル裏面の電極構造の最適化で、出力は従来機に比べ3.5%向上させているという。

発表された4機種はサイズがすべて異なり、組み合わせることにより屋根スペースを有効活用できるようになっている。寄棟屋根にマッチしており、さまざまなレイアウトが可能。設置容量アップだけでなく、稜線に沿うため、屋根外観を美しく見せることにも対応している。
これらの高効率技術は国内の堺工場で一貫生産しており、高品質を保持しながら量産ができるという。

業界初となる20年間無償保証「プレミアム保証」の開始も発表。太陽電池モジュールを20年間、システム機器を15年間無償で保証する。
堺工場一貫生産があるがゆえの長期保証の実現となり、下期では住宅用太陽光発電システムの販売量を上期比で20%増を目指していく。

これだけの先進技術と画期的な保証を詰め込んだ新商品となると、気になるのはコストだ。これに対しては「オープンプライスなので何とも言えない」(五角副事業部長)としながらも、「(W単価の上では)従来モデルとほとんど変わらない価格で提供していきたい」と、価格戦略においても自信を見せていた。


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