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太陽電池モジュール出力世界新で見えた可能性とは?

太陽光電池のモジュール、ソリューションおよびサービスにおいて世界のPV業界をリードするトリナ・ソーラー(中国・常州)の「高効率ハニーモジュール」が、P型単結晶シリコン太陽電池モジュールのピークパワー出力で世界新記録を樹立 […]

太陽光電池のモジュール、ソリューションおよびサービスにおいて世界のPV業界をリードするトリナ・ソーラー(中国・常州)の「高効率ハニーモジュール」が、P型単結晶シリコン太陽電池モジュールのピークパワー出力で世界新記録を樹立。独立検査機関であるテュフラインランドの認定を受けた。

同モジュールは、同社の太陽光発電技術国家重点実験室で開発された。156mm角の高効率単結晶シリコンセル60枚で構成。今年4月に記録した326.3Wを超え、今回335.2Wのピーク出力を達成した。

現在、同社はすでにハニーモジュール「DC05A Honey M モジュール」(1650mm× 992mm× 35mm)を日本国内でも販売中。住宅や産業用途、メガソーラーに利用でき、出力は最大275W (変換効率16.8%)。今回の新技術をすべて製品に取り込めれば、出力が50W以上も増加し、変換効率は約20%に達する計算となる。

同社によれば、技術国家重点実験室で副社長兼ディレクターを務める鳳志強(Zhiqiang Feng)氏は、前回の世界記録樹立からわずか6ヶ月後にP型単結晶シリコン太陽電池モジュールの出力世界記録を更新することができた事を強調。「より高効率なモジュールを商品化する大きな可能性があるという自信につながり、グリッドパリティ達成のためのコスト削減や近い将来より多くの家庭へ高効率モジュールを提供できるようになるだろう」とコメントしている。


トリナ・ソーラー
http://www.trinasolar.com/jp/

 

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