太陽光発電

多様化するO&Mサービス 未来への鍵③

買取価格も落ち着きをみせ、その重要度が高まっているO&Mサービス。「未来のへの鍵」第2部では、O&Mサービスが一躍注目を浴びた昨年のPVJapanの模様をお届け。

 

昨年のPVJapanでは
O&Mが主役に

太陽光発電協会(JPEA)主催の太陽光発電に関する国内最大級の総合イベント「PVJapan」。昨年は、7月下旬の3日間、東京・江東区の東京ビッグサイトで大盛況のうちに実施された(今年は6月29日~7月1日にパシフィコ横浜で開催)。

JPEAの亀田正明事務局長は、「PVJapan出展企業の展示は今後の太陽光発電産業のトレンドを示している。ずばり今後のトレンドはO&M(運営・保守管理)サービスですね。多くの展示ブースがさまざまなO&M商品・サービスをアピールしていました」と語る。

いよいよ日本の太陽光発電産業のO&M市場が本格的に成長していく。O&M商品・サービスと一口にいっても、内容は多種多様だ。具体的なサービスの中身をみると、まずなんといっても太陽光発電システムの遠隔監視サービスが挙がる。

国内シェアトップのNTTスマイルエナジーを筆頭に、多くの企業が独自の技術を競い合いながら遠隔監視サービス・商品を市場投入している。NTTスマイルエナジーの谷口裕昭社長は、「当社の遠隔監視サービス『エコめがね』の導入実績は右肩上がりで増えている。最近の傾向としては、すでに太陽光発電設備を稼働しているお客さまが、『エコめがね』を後付けで導入する例が増えてきていること。2012年7月の再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)開始当時には、浸透していなかったO&Mサービスの重要性が太陽光発電設備のオーナーに着実に広まっているようだ」と語る。

さらには、雑草対策や、太陽電池モジュールの洗浄、発電検査、など、雨後の筍のように日々新たなサービス・商品が世の中に出ている。なかでも発電検査サービスでは、太陽光発電設備の現場へ直接乗り入れて検査する検査装置設置車両が注目を浴びている。

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