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太陽光発電

世界最大級の「高効率蓄電システム」がハワイに完成、構築方法は?

太陽光発電所をパワーアップさせるソリューションとして導入が広がる「ストリングオプティマイザ」。2019年1月、ハワイのカウアイ島に同製品を活用した巨大な蓄電システムが誕生した。

DC側蓄電システムで
総合充放電ロスを低減

太陽光発電所併設のものとして世界最大級の蓄電システムが、ハワイのカウアイ島に完成した。その蓄電容量はなんと100MWh! カウアイ島の全電力の11%を供給し、天候にかかわらず、夕方のピーク需要時に40%もの電力を蓄電池から供給できる。

<ラワイPV蓄電池プロジェクト>
カウアイ島のピーク需要時に、全需要の40%もの電力を供給できる世界最大規模の蓄電システムを太陽光発電所に併設。Amptストリングオプティマイザを活用することで、DC側に蓄電システムを配置し、総合充放電の変換ロスを低減。蓄電システムの構築に必要なコンバータなどの部材コストを抑えることにも成功した。

このシステムで鍵となっているのがAmptストリングオプティマイザだ。ポイントは、「すぐれた総合充放電効率」と「低コスト化」を同時に実現できること。パネルとインバータの間=DC側に蓄電池を配置するシステムは、ACグリッドからの充電で生じる変換ロスが生じない。

●発電所のシステム構成イメージ
ストリングオプティマイザを活用し、
DC側に蓄電池を配置!

Amptのリサーチによると、DC側配置とAC側配置では、総合充放電効率に約4%もの違いが生まれるという。Amptストリングオプティマイザがあれば、ストリングごとの電圧をバッテリーの対応電圧範囲内に制御し、かつパネルの発電量も最大化することができる。

これにより低コストな蓄電システム構築が可能となった。このシステムは、ディーゼル発電に頼るアジアの多くの島々においても、「自然エネルギー100%」のモデルケースとなるだろう。

<DATA>
設置場所:ハワイ州カウアイ島
パネル容量:28MW/蓄電池容量:100MWh
DC側接続のPV蓄電池システム

AC側接続とDC側接続の
蓄電池充放電効率を比較すると?

●AC側に蓄電池を接続


●オプティマイザによりDC側に蓄電池を接続

総合充放電効率:87.7%→91.6%
約4%もアップ!

日本では既設案件への
蓄電システム追加構築が進行中!

パネルの過積載によってパワコン容量を超えて発電した電力を蓄電池にため、発電量が減ってきた段階で蓄電池から放電し、太陽光で発電した電力を無駄なく売電するシステムを構築する。2019年5月に完成予定。

●発電所の結線図

<DATA>
設置場所:兵庫県姫路市
パネル容量::1,352kWp(338kWp×4回路)
蓄電池容量::200kWh(50kWh×4セット)
システム設計:CONNEXX SYSTEMS株式会社

問い合わせ

アンプトジャパン合同会社
神奈川県横浜市港北区新横浜3-6-12 日総第12ビル10階
TEL:045-565-9977


SOLAR JOURNAL vol.28(2019年冬号)より転載

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